小説らせん
ホラー小説なんてものも怖いもので。
その中で、日本で最も有名なものの一つが「リング」ではないでしょうかね。
小説を原作とし、映画にもなって大ヒットを飾りました。
今回はその続編となる「らせん」のお話。
著者はリングと同じ鈴木光司氏。
リングの物語設定を踏襲し、また別な視点で描かれている小説になっています。
リングとはまた違った物語が、そこにはあります。
あらすじ
幼い息子を海で亡くした監察医の安藤は、謎の死を遂げた友人・高山竜司の解剖を担当した。
動脈瘤から正体不明の肉種が発見され、遺体からはみ出た新聞紙に書かれた数字は、ある言葉を暗示していた。
・・・・「リング」とは?
死因を追う安藤が、ついに到達する真理。
それは人類進化の扉か、破滅への怪談なのか。
主人公はリングとは違い、監察医の安藤満男という人物。
彼を中心に物語は進んでいくことになるのですが、彼を取り巻く人物が落命していき、その原因を探っていく中で「リング」と出会うことになります。
貞子も登場
リングと言えば、物語のキーパーソンである「貞子」が有名ですよね。
リングを象徴する人物と言っても過言ではないと思います。
この貞子もらせんに登場します。
それだけでなく、リングでキーワードとなっていた呪いのビデオ。
こちらも物語の重要なキーワードとなっており、物語に登場してきます。
科学的な面から見たリング。
そんな感じの物語が、らせんとなっていました。
ドラマ化
リングが爆発的な人気を博したこともあり、その続編となるらせんも当初から注目を集めていました。
大ヒットした作品の続編ですからね。
それも当たりまえかもしれません。
そうした背景もあり、ドラマ化もされています。
主演は岸谷五朗さん。
他に吉本多香美さん、田辺誠一さん、矢田亜希子さん、須藤理彩さん、内藤剛志さんなど、そうそうたる顔ぶれ。
さすが人気作のキャスト、と言ったところでしょうか。
ドラマは・・・あんまり見た記憶はないんですけどね・・・。
映画化
らせんは、リング同様映画化もされています。
小説からドラマ、映画と大ヒットしていますね。
主演は佐藤浩市さん。
他、中谷美紀さん、鶴見辰吾さん、松重豊さん、松嶋菜々子さん、真田広之さんとこちらも豪華出演陣。
当時の人気が出演者を見てもわかります。
これだけの名優さんをそろえていれば、ヒットもするというもの。
こちらは私も拝見しまして、なかなかの仕上がりとなっていました。
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