小説「仄暗い水の底から」
今回は小説の話を一つお届けしようと思います。
日本のホラー小説の一つとなる仄暗い水の底から。
既にタイトルからどことなく怖さが感じられるような気がしてくるタイトルですよね。
仄暗い水の底に・・・何があるというのか!?
こちらはホラー小説となっており、非常に怖い作品の一つとなっています。
かつて映画化されていることもあって、タイトルをご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。
では、どんな作品なのか、ちょっとだけ見てみましょう。
あらすじ
巨大都市(メガロポリス)の欲望を呑みつくす圧倒的な<水たまり>東京湾。
ゴミ、汚物、夢、憎悪・・・あらゆる残骸が堆積する湾岸の<埋立地>。
この不安定な領域に浮かんでは消えていく不可思議な出来事。
実は皆が知っているのだ・・・海が邪悪を胎んでしまったことを。
今回の小説でキーワードとなってくるのが水。
タイトルからもそれは分かりますよね。
この水がキーワードとなり物語が展開されていきます。
どんな結末が待っているのか?
それは読んでみてのお楽しみです。
著者は鈴木光司氏
仄暗い水の底からを書いているのは「リング」も書いている鈴木光司氏。
大ヒットしたリングと比べると、知名度は落ちる感が否めませんが、こちらもホラー作品としての完成度は高くなっています。
リングがヒットしたこともあり、こちらの仄暗い水の底からも同じように映画化されることになりました。
これはやはりリングのヒットが大きかったと思いますね。
映画化もされている
この仄暗い水の底からは、黒木瞳さん主演で映画化もされています。
映画版も拝見しましたが、映像は映像でまた怖いですね・・・。
外国のホラーはびっくりするような怖さが多いですが、日本のホラーは背筋が凍るような作品が多い。
怖さの傾向が違うと言いますかね。
原作と映画を両方楽しむことで見えてくるものもあります。(怖い意味ではなく(笑))
出版元は角川ホラー文庫
出版元は角川ホラー文庫。
角川グループの一角になりますね。
リングもこちらから販売されていますし、鈴木光司氏とのつながりも深いのでしょう。
まだ夏には早いですが、そろそろ気温も暖かくなってきました。
ちょっとした涼を求めて。
たまにはホラー小説もいかがでしょうか?
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コメント
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