小説リング
「リング」という小説をご存じでしょうか?
20年ほど前に一世を風靡したホラー小説。
映画にもなり、大ヒットを飾った日本のホラー史上最も有名な作品の一つです。
米国でもヒットし、世界的にもヒットしたといっても言い作品。
今回はその原作である小説のお話。
あらすじ
同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した四人の少年少女。
雑誌記者の浅川は姪の死に不信を抱き調査を始めた。
そしていま、浅川は一本のビデオテープを手にしている。
少年たちは、これを見た一週間後に死亡している。
浅川は、震える手でビデオをデッキに送り込む。
期待と恐怖に顔をゆがめながら。
画面に光が入る。
静かにビデオが始まった・・・。
恐怖とともに、未知なる世界へと導くホラー小説の金字塔。
キーパーソン貞子
この小説に登場するキーパーソン貞子。
この貞子こそリングを代表する登場人物なのですが、キャラクターのみ知っているという方もいらっしゃるかもしれませんね。
長い髪をした女性で、前髪が顔にかかっており素顔は見えない。
白い服をまとっており、そして・・・TVの中から出てくる・・・。
小説を読めば、それが何でなのかがわかるようになっています。
貞子に注目しつつ読んでみると楽しめるかもしれません。
呪いのビデオ
もう一つのキーワードとなるのが、呪いのビデオ。
「ビデオ」と表現しているところに時代を感じますが、このビデオが物語のキーワードとなっています。
呪いのビデオの呪いを解く方法とは?
発想はおそらく不幸の手紙などに着想を得たのだと思いますが、発想自体が斬新で非常に怖い描写も多くなっています。
ホラー小説としての完成度の高さは言うまでもありません。
映画化も
このリングは、映画化されそれも大ヒットしています。
主演は松嶋菜々子さん。
こちらの映画も拝見しましたが、映像にすると尚怖い。
貞子役には実は仲間由紀恵さんが起用されています。
いや・・・貞子マジで怖かったんだけど(笑)
鈴木光司氏の著書
リングの著者は鈴木光司さん。
リングシリーズの他、仄暗い水の底からなどのホラー小説も書かれています。
仄暗い水の底からも映画化されて、こちらは黒木瞳さん主演で公開されていましたね。
こちらも拝見しましたが・・・やっぱり怖かった(笑)
そろそろ気温も暖かくなってきましたので、こうしたホラーで少しの涼を取ってみてはいかがでしょうか。
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小説仄暗い水の底から(鈴木光司/角川ホラー文庫)
コメント
[…] 仄暗い水の底からを書いているのは「リング」も書いている鈴木光司氏。 […]
[…] その中で、日本で最も有名なものの一つが「リング」ではないでしょうかね。 […]
[…] こうした小説を原作とした映画というのも結構多く配給されておりまして、リング、らせん、呪怨なども小説が原作。 […]