【暮らしの豆知識】鉄道会社として知られる「近鉄」は何の略？

近鉄

世の中には様々な会社がありますが、その中でも一般的に広く浸透しているのが「鉄道会社」。

名前の通り鉄道を日々運航している会社となっており、通勤や通学で利用している方も多いことでしょう。

公共交通機関と呼ばれることもあることから、非常に重要なインフラを運営している会社ともいえますね。

その鉄道会社にもいろんな会社がありますが、その一つが「近鉄」という会社。

近鉄はいわゆる私鉄と呼ばれる鉄道会社となっており、普通の会社と同じく株式会社となっており利益を追求する企業です。

その近鉄は何かの略となっているのですが、正式名称をご存じでしょうか？

さて、近鉄とは何かの略。

その略とは・・・。

「近鉄」は「近畿日本鉄道（きんきにほんてつどう）」の略となっています。

近畿の「近」と鉄道の「鉄」をとって近鉄。

そんな略称となっていますね。

こうして企業名も略称として呼ぶことは珍しくなく、時折見かける表現方法。

アルファベットになっていることも多いですが、近鉄の場合は元が漢字なので略称も漢字になっているということになります。

近鉄については近畿鉄道と思っている方が時折おられますが、近鉄と鉄道の間には「日本」が入るんですよね。

ここがちょっとポイントになるかもしれません。

近鉄のイメージも人それぞれ違うと思いますが、中には「プロ野球」という方もそれなりにいるんじゃないでしょうか。

近鉄が全国区になっている理由の一つに、かつてプロ野球球団を運営していたことが挙げられます。

それが大阪近鉄バファローズ。

しかし、経営が苦しかったこともあったようで、身売りを行おうとするもなかなかうまくいかず。

これを機にプロ野球再編問題といわれる問題が起き、最終的には当時のオリックスブルーウェーブとの合併が決定。

バッファローズという名前には、オリックスに引き継がれ現在に至ります。

名前から推測できると思いますが、近鉄は主に近畿地区を主軸として運営している鉄道会社です。

鉄道は全国的に敷設がされており、こうして地区ごとに有名な会社があったりしますよね。

近畿では近鉄が有名な会社の一つとなっており、地域を代表する鉄道会社でもあります。

JRという特別な存在がいますが、それ以外は地区ごとにそれぞれ会社があるといったイメージがある業界です。