MasterCardを名乗る「【ご注意ください】「お客様のMasterCardカード利用停止のお知らせ」(2022/12/17) [MatserCard ID CHECK]」にご注意を

MasterCardメール 注意喚起

MasterCardを名乗る不審なメールが出回っています。

今回はMasterCardを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【ご注意ください】「お客様のMasterCardカード利用停止のお知らせ」(2022/12/17) [MatserCard ID CHECK]」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

転記開始

件名:【ご注意ください】「お客様のMasterCardカード利用停止のお知らせ」(2022/12/17) [MatserCard ID CHECK]

MasterCard カードおよびサービスをご利用いただきありがとうございます。

お客様のカードが不正に取得され、第三者に使用されている可能性があることが判明したため、当社はお客様のカードの使用を一時的に制限し、お客様に連絡しました。
不正取引の可能性を防止するため、当社はカードのセキュリティを保護するためにMasterCard IDチェックサービスを開くことをお客様に要求しています。
サービスを有効にするには、以下のリンクを使用してください。
サービスを有効化しない場合、カードの利用限度額は解除されませんのでご注意ください。

■オープンサービスはこちら(リンク)

何卒ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

発行者

マスターカード 株式会社

リンク

※ 本メールは送信専用です。 返信はお受けしておりませんのでご了承ください。
※ 本メールは重要なお知らせメールであり、メールの受信を希望しない会員にも送信されます。 メールの配信停止セクションについては、カスタマー センターの手順を参照してください。

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転記終了

 



怪しいポイント① MasterCardを利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はMasterCardを利用していません。

利用していないカード会社からこうしてメールが送られてきてしまいました(-_-;)

何で利用していないところから、こうしてメールが送られてくるんでしょうね~。

それだけでも怪しく感じるには十分な内容。

利用していないのですから、送られてくるいわれがないんですよね。

利用していないということは、利用登録をしていないということ。

利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしたことがないということです。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんなことも疑問に思うと共に、怪しく感じるポイントになります。

そもそもメールアドレスを教えたことがないのに知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

そんな方法で、信用第一のカード会社がメールアドレスを取得するでしょうかね。

私はしないと思います。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しないカードが不正利用されたという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「お客様のカードが不正に取得され、第三者に使用されている可能性があることが判明したため、当社はお客様のカードの使用を一時的に制限し、お客様に連絡しました。」

カードが不正に使用され、それを理由としてカードの使用を一時的に制限したということです。

一見まともなことを言っているようにも見えますが・・・。

冷静に考えればおかしな話です。

上でも書きましたが、私はこちらのカード会社を利用していません。

利用していないということは、カードが発行されていないということを意味しています。

カードが物理的に存在していない。

そんなことになっています。

しかし、メールではそんな存在しないカードが不正利用されたと言っています(笑)

これは物理的にあり得ません。

存在しないカードを使用することはできないはずですからね。

怪しいポイント2点目は、こうしたあり得ない内容となりました。

 



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していないカード会社からのメールだった

2.存在していないカードが不正使用されたというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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