SMBCを名乗る「【SMBC】重要なお知らせ2021/7/6」にご注意を

SMBCメール 注意喚起

SMBCを名乗る不審なメールが出回っています

今回はSMBCを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。

件名は「【SMBC】重要なお知らせ2021/7/6」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください。

 

メール本文

それではメール本文です。

転記開始

件名:【SMBC】重要なお知らせ2021/7/6

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メールアドレス
本メールはドメインの運用(メール送受信やホームページの表示)に関わる

重要な通知となります。

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いつも三井住友銀行をご愛顧いただき、ありがとうございます

 

昨今の第三者不正利用の急増に伴い、弊社では「不正利用監視システム」を導入し、24時間365日体制でカードのご利用に対するモニタリングを行っております

 

このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました

フォローアップするまでの間、カードは一時的にロックされているものと思われます

当方の運営でしたら個人予約情報を更新してください

この間、ご迷惑をおかけしますがご容赦ください

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■ 変更をご 方法

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VpassID・パスワードの変更

リンク

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■ 注意事項

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※変更後、48時間以内に発効する必要があり、期間中は使用できません。

※カードの個人情報によっては電話で連絡する場合もございます。。

※正確な情報は必ず記入してください。

転記終了



怪しいポイント① SMBCのサービスを利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。

まず第一に、私はSMBCのサービスを利用していません。

利用していないサービスについて、こうしてメールが送られてくることはおかしいですよね。

利用していないということは、登録もしたことがないという意味です。

そうなると、このメールアドレスをどうやって知って送ってきたのか?

そんなことも気になってきますよね。

登録もしていないところからこうしてメールが送られてくるなんて、怪しさしかありません。

どこで入手したのか、聞いてみたいものですね。

 

怪しいポイント② 存在しないカードをロックするという内容

怪しいポイントの2つ目として、メール本文に目を向けたいと思います。

メール本文には「カードをロックする」という文言が躍っています。

さて、そのカードはどこにあるんでしょうか?

①でも書きましたが、私はサービスを利用していません。

ということはカードも持っていませんし、物理的に存在しません。

存在しないカードに対し、ロックをすることができるそうです。

すごいですね。

しかし、それで誰か困るんですかね?(笑)

存在しないカードにロックを掛けるという、あり得ない内容が2つ目となります。



怪しいポイント③ 日本語がおかしい

怪しいポイントの3つ目として、同じくメール本文を見てみましょう。

日本語の表現がおかしなところがいくつかあることがわかります。

例えば「この間、ご迷惑をおかけしますがご容赦ください」という文言。

これは「ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません」といった表現になるべきでしょう。

容赦ということばは、ビジネスシーンではあまり使いません。

そしてさらにおかしい所が「 変更をご 方法」というところ。

もはや日本語そのものを間違っています。

笑えてくるくらい。

送り主は日本人ではない、もしくは日本語に不自由な人、そんな想像をしてしまう内容でした。

日本の企業でこれはありえません。

 

怪しいポイント④ リンク先URLが本物と違う

怪しいポイントの4つ目として、リンク先のURLに注目したいと思います。

サイトのURLというのは、世界に二つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、URLまでコピーすることはできないんですよね。

そこで、メールに貼付されているリンク先URLと、公式のURLを比較してみることに。

比較してみた結果、これが全然違うことが判明。

これはもうかなり怪しいメールということになりそうです。



怪しいポイントまとめ

それでは怪しいポイントのまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは全部で4つありました。

1.利用していないサービスのメールだった

2.存在しないカードをロックするというあり得ない内容だった

3.明らかに日本語がおかしく、日本企業のメールなのに日本人が書いているとは思えない

4.リンク先URLが公式のURLと違う

どれをとっても怪しいと思える内容となっており、何一つ信用に足るものがないメールとなっていました。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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