Amazon.co.jpを名乗る「Amazon.co.jp 情報の有効期限が切れ、アカウントの使用が停止されました . 8181718」にご注意を

注意喚起

Amazon.co.jpを名乗る不審なメールが出回っています

今回はAmazon.co.jpを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「Amazon.co.jp 情報の有効期限が切れ、アカウントの使用が停止されました . 8181718」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

転記開始

件名:Amazon.co.jp 情報の有効期限が切れ、アカウントの使用が停止されました . 8181718

お客様のAmazonアカウント:メールアドレス

弊社のモニタリングによると、異常ログインを発見し、お客様がご利用しているお支払い方法を変更したいと考えています。

ログイン日時: 2023年4月23日

IPアドレス: 113.142.15.36

 

お客様の個人情報を保護するため、以下の措置を行います
–アカウントを一時的に無効します。
–不正アクセスによると他の変更は無効になります

お客様のアカウントを再度に有効することができるため、下のリンクをクリックして、指示された手順に従ってください。

 

Аmazon ログイン(リンク)

 

Amazon.co.jp(リンク)のまたのご利用をお待ちしております。

 

 

 

© 1996-2023, Amazon.com, Inc. or its affiliates

転記終了



怪しいポイント① Amazonに登録していないメールアドレスで受信

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、今回受信したメールアドレスはAmazonに登録していないメールアドレスです。

登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。

用事があるなら登録しているメールアドレスに送ってきそうなもの。

現に本物のAmazonからは、登録しているメールアドレス宛にメールが送られてきています。

どちらが本物かは言うまでもないでしょう。

当然登録しているメールアドレス宛に送ってきている方が本物。

そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

こんな方法で、Amazonほどの大企業がメールアドレスを取得するでしょうか?

今時企業がこんな方法でメールアドレスを取得していれば、炎上案件になりそうなものです。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② アカウントを無効にするという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「お客様の個人情報を保護するため、以下の措置を行います
–アカウントを一時的に無効します。
–不正アクセスによると他の変更は無効になります」

アカウントを一時的に無効にします。

そんなことが書かれていましたね。

ではこれが実際どうなのか?を確認してみましょう。

これが本当であれば、Amazon公式サイトにログインできなくなっているはずです。

Amazon公式サイトにアクセスしてログイン。

すると普通にログインすることができました。

おかしいですね。

アカウントが一時的に無効になっているんじゃないんですかね。

普通にログインできますが・・・。

怪しいポイントの2点目は、こうしたメールに書かれていることが実際には起きていないということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.登録していないメールアドレスで受信した

2.メールに書かれていることが実際には起きていない

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。

 

公式サイトでの注意喚起

Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。

併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m



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