bankingを名乗る「【ソニー銀行】取引を規制いたしました 受け付け番号:30469452」にご注意を

bankingメール 注意喚起

bankingを名乗る不審なメールが出回っています

今回はbankingを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【ソニー銀行】取引を規制いたしました 受け付け番号:30469452」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

bankingメール

転記開始

件名:【ソニー銀行】取引を規制いたしました 受け付け番号:30469452

いつもソニー銀行をご利用いただき、ありがとうございます。

お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。
規制内容は下記をご確認ください。

取引規制日時:2023/02/15

取引規制内容
・出金規制
・入金規制

規制解除するには下記へアクセスし、お手続きしてください。

規制解除(リンク)

取引制限について 2022/11/03 までにご回答いただけない場合、
お客様のご回答に著しい不足がある場合、 もしくは
ご回答から当社規約第8条(禁止事項)に抵触すると判断した場合、
やむを得ず、お客様の口座を解約させていただくことがございますので、あらかじめご了承ください。
—————————————————————————————-

転記終了



怪しいポイント① ソニー銀行を利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はソニー銀行を利用していません。

利用していない銀行からこうしてメールが送られてきているんですよね。

何で利用していないところからメールが来ているんだ!?というのが1点。

利用していないのですから、送られてくるいわれがないんですよね。

利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんなことも疑問に思うと共に、怪しく感じるポイントにもなります。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

信用第一の銀行ということを考えれば、こんな方法でメールアドレスを取得するとは思えません。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しない口座の出金規制と入金規制をするという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「取引規制内容
・出金規制
・入金規制」

今回のメールでは、取引規制をするという警告のようなメールとなっていました。

その規制内容が出金規制と入金規制。

しかし、これはおかしな話であります。

上でも書きましたが、私はソニー銀行を利用していません。

これは口座を作ったことがないということを意味していまして、物理的に口座がないんですよね。

そんな存在しない口座を規制するという話なんですよね。

これはありえない。

物理的に存在しないものを規制するというのは、あり得ない話です。

そしてもう1点、回答期限が設けられています。

その回答期限が「2022/11/03」となっておりまして(笑)

メールを受信した時点で、すでに回答期限が過ぎているという笑える内容にもなっていました。

あやしいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになります。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していない銀行からのメールだった

2.存在しない口座を規制するというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。

 

公式サイトでの注意喚起

ソニー銀行公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。

併せてご覧くださいm(_ _)m



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