Amazon Payを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazon Payを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【重なら】お客様のお支払い方法が承認されません。」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:【重なら】お客様のお支払い方法が承認されません。
お客様のお支払い方法が承認されません。
お支払方法に問題があり、プライム特典をご利用いただけない状況です。
お客様
Amazon利用いただきありがとうございます。
ご指定いただいたお客様のお支払い方法が承認されないため、。Amazonは無料ですが、ご登録の際には適用可能なお支払い方法を確認させていただきます。これは、ご登録時にご同意いただいたように。
1日以内に、アマゾンからの請求へのお支払いが確認できない限り、お客様のAmazon登録はキャンセルされ
他の有効な支払方法を更新・追加し、Amazonをご利用されたい場合は、以下の手順に従って更新してください。
- お客様のお支払い方法(リンク)にアクセス
- Amazon登録したAmazon.co.jpのアカウントを使用してサインイン
登録済みのお支払手段の有効期限を更新、または新しく支払い手段を追加し、「続行」ボタンをクリック現在ご指定のお支払い方法が承認されない原因は、提携会社(クレジットカード会社等)の事情により異なりますが、利用可能限度額の超過、有効期限切れ、カード利用不可などが考えられます。大変お手数ですが詳細についてはサービスの提供元会社に直接お問い合わせください。Amazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。
今後ともAmazon.co.jpをよろしくお願いいたします。Amazon.co.jpカスタマーサービスタイムセール(リンク)プライム特典(リンク)アカウント(リンク)ヘルプ(リンク)
お困りのことがありますか?
ご質問等ございましたらこちらをクリックし、カスタマーサービスにお問い合わせください。2022 Amazon.com, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon,
Amazon.co.jp, Amazon Prime, Prime およびAmazon.co.jp のロゴは Amazon.com, Inc.ま
たはその関連会社の商標です。
Amazon.com, 410 Terry Avenue N., Seattle, WA 98109-5210
転記終了
怪しいポイント① Amazonに登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスは、Amazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスに、こうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
登録していないのですから、送られてくるいわれがありません。
しかも、この間本物のAmazonからは、登録しているメールアドレス宛にメールが送られてきています。
なぜわざわざ教えたこともないメールアドレスにメールを送ってきているのか?
理解に苦しみますね。
どちらが本物かは、言うまでもありません。
そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
天下のAmazonがそんな方法でメールアドレスを取得するでしょうか?
私はしないと思いますけどね。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② プライム特典が利用できないという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見てみたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「お支払方法に問題があり、プライム特典をご利用いただけない状況です。」
支払い方法に問題が生じており、プライム特典が利用できない。
そんな説明であります。
ではこれが本当なのか?
そんなことを確認していこうと思います。
Amazon公式サイトにログインしまして、実際にAmazonプライムの特典が利用できるかどうかを見るだけ。
非常に簡単な話です。
確認してみたところ、Amazonプライムの特典を利用することができました。
おかしいですねぇ、メールに書かれていることとは違っています。
怪しいポイントの2点目は、こうしたメールに書かれていることが実際には起きていないということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは、3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.プライム特典を利用できないとあるが、実際には利用できる
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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