天然記念物
「天然記念物」なんて言葉を聞いたことがありますかね。
天然記念物は自然界などにあるものを、それぞれ固有の主ということで認定しているものです。
天然記念物を定めているのは、国が定めているものもあれば地方自治体が定めているものあったり。
定めているところが違ったりすることがあります。
今回は日本の国が定めている天然記念物のお話!
日本の天然記念物には「犬」も指定されているということもご存じでしょうか?
いわゆる「日本犬」「和犬」と呼ばれる犬たちが天然記念物に指定されています。
その数6種類!
日本の犬として、6種類が日本の天然記念物となっています。
我が家の愛犬柴犬も天然記念物!!
私も犬を飼っている一人となっていまして。
その犬こそが、和犬でもある「柴犬」。
柴犬というと、茶色い毛色をしたものを想像する方も多いと思いますが、うちの愛犬は黒い毛並みの通称「黒柴」と呼ばれているタイプ。
黒柴は犬種ではなく、黒い毛並みの柴犬という意味で使われていますね。
和犬の代名詞的存在として知られている柴犬は、日本でも和犬としては飼育数No1となっており、海外でも人気がある犬種と言われています。
それが天然記念物と言われると、ちょっと意外な感じもしますよね。
柴犬含め6種の天然記念物とされる犬
和犬の代表格ともいえる柴犬が天然記念物となっていますが、それ以外にも5種の犬が日本の天然記念物として指定されています。
それが
・秋田犬
・北海道犬
・甲斐犬
・紀州犬
・四国犬
の5種、柴犬を含めると6種が日本の天然記念物として指定されています。
日常的にそれほど珍しくもない犬たちが、こうして天然記念物に指定されている。
なんかちょっと面白い話でもあります。
土佐犬などは含まれない
上記6種以外にも、日本の犬として知られている犬種もあります。
例えば土佐闘犬として知られている土佐犬なんかが有名でしょうかね。
そうした土佐犬ですが、土佐犬としては天然記念物に指定されていません。
土佐犬はそもそも日本古来からいる犬ではありません。
日本の土着犬に大型の洋犬を交配させて誕生させたという背景があるんですよね。
そんな背景もあるためか、日本の天然記念物としては指定されていないという状況になっているようです。
古来からいる日本の動物。
そうした条件となると、確かに納得といったところです。
天然記念物は意外と身近にもいるんですね(笑)
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