株式会社アプラスを名乗る不審なメールが出回っています
今回は株式会社アプラスを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【NETstationAPLUS】クレジットカード等にかかる一部サービス休止のお知らせ【Luxury Cardカード】」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:【NETstationAPLUS】クレジットカード等にかかる一部サービス休止のお知らせ【Luxury Cardカード】
2022年11月21日
いつも「Tカードプラス/TSUTAYA Wカード」をご利用いただき、ありがとうございます。
いつも弊社カードをご利用いただきありがとうございます。
昨今の第三者不正利用の急増に伴い、弊社では「不正利用監視シス テム」を導入し、24時間365日体制でカードのご利用に対する モニタリングを行っております。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお 取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力 をお願い致します。
※「NETstation*APLUS」へログインし、「ご本人さま確認」後、「お客さま情報の変更」画面に進みます。
>お客さま情報の確認や変更はこちら(リンク)
※「NETstation*APLUS」にログイン後、「メールアドレスの変更」画面に進みます。
>メールアドレスの確認や変更はこちら(リンク)
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されること もございますので、予めご了承下さい。
本メールは、重要なお知らせのため、メール配信をご希望されないお客さまへも配信しております。
本メールは、送信専用です。ご返信いただいても対応はいたしかねますのでご了承ください。
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□■お問合せ■□
https://www.aplus.co.jp/support/(リンク)
●「よくあるご質問」をご確認のうえ、お問合せください。
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【配信元】株式会社アプラス
https://www.aplus.co.jp/(リンク)
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転記終了
怪しいポイント① アプラスのサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私はアプラスのサービスを利用していません。
利用していない会社からこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
利用していないのですから、送られてくるいわれがありません。
メールが送られてきても、何の話?ってな具合で・・・。
利用していないということは、利用登録をしたことがないということで。
利用登録をしたことがないということは、メールアドレスを登録したことがありません。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているんでしょうか?
そんなことも気持ち悪く感じるポイントの一つですね~。
そもそも教えたことがないので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得していることになります。
こんな方法でメールアドレスを取得するなんて、怪しさしかありません。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 存在しないカードの利用を一部制限するという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお 取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。」
どうやらカードが不正利用された可能性があり、それを理由にカードに利用を一部制限したということです。
まっとうにも見えるこの内容ですが・・・。
そうとばかりは言えません。
なぜなら私はこちらのサービスを利用していないからです。
これはカードが物理的に発行されていないということを意味していまして。
カードがこの世に存在していないんです。
その存在していないカードが不正に利用されるなんてことはあり得ず、存在しないカードを利用停止することもまたできないわけで。
書いていることがもうめちゃくちゃ・・・。
それがこのメールということになりました。
怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりましたね。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していない会社からのメールだった
2.存在しないカードを利用停止するというあり得ない内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントでありました。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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