Nikeを名乗る不審なメールが出回っています
今回はNikeを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「1回限りのコードはこちらです。」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきましょう。
転記開始
件名:1回限りのコードはこちらです。
ナイキ メンバー プロフィールのコード
こちらがリクエストされた1回限りの認証コードです:25496261。コードの有効期限は15分間です。すでにコードを受け取っている場合、または不要になった場合は、このメールは無視してください。
Nike.com(リンク)
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発行元:株式会社ナイキジャパン 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー
プライバシーポリシー(リンク) ヘルプ(リンク)
転記終了
怪しいポイント① Nikeのサービスを利用してない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私はNikeのサービスを利用していません。
利用していないサービスからこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
Nikeといえば、靴やスポーツウェアなんかを販売しているスポーツ用具メーカー。
その会社に対して、メールアドレスの登録もしたことがないんですよね。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?
そんなことを考えると、気持ち悪いと思うと共に怪しく感じるポイントにもなりますよね。
そもそも教えていないメールアドレスなので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得していることになります。
個人情報がこれほどうるさい時代にこんな方法で大企業であるNIKEがメールアドレスを取得するでしょうか?
私はしないと思いますが・・・。
最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② リクエストをしたというがしていない
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文では、こうした記述がありました。
「こちらがリクエストされた1回限りの認証コードです:」
何やらリクエストをしたということが書かれています。
ええ、そんなことしていません(笑)
していないことをしたといってこうしてメールが送られてくるんですよね~。
当然送られてくるいわれがないメールとなりますので、何の話だ?ということになるメールにもなっておりまして。
これもまた気持ち悪いな~と思うポイントになりました。
怪しいポイントの2点目は、リクエストしていないのにしたという内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.リクエストしていないのに、リクエストしたというメールだった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと全く違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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