千葉銀行を名乗る不審なメールが出回っています
今回は千葉銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【千葉銀行】お取引目的の確認」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:【千葉銀行】お取引目的の確認
平素は、千葉銀行をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
お取引について当行より至急で確認させていただきたいことがあり、ご連絡をさせていただきました。
大変お手数をお掛けしますが、至急ご確認いただければ幸いです。
お取引目的の確認(リンク)
・一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。
・回答が完了しますと、通常どおりログイン後のお手続きが可能になります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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商号等 株式会社 千葉銀行 登録金融機関 関東財務局長(登金)第39号 加入協会 日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会
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転記終了
怪しいポイント① 千葉銀行を利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私は千葉銀行を利用していません。
利用していない銀行からこうしてメールが送られてきているんですよね。
そもそも千葉に住んでいませんし・・・(笑)
千葉銀行を利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。
利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがないということです。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているんでしょうか?
そんなことも疑問に思うと共に、気持ち悪く感じるポイントにもなりますね。
そもそも教えたことないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
こんな方法で信用第一の銀行がメールアドレスを取得するでしょうか?
私はしないと思いますけどね。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 存在しない口座取引を一部制限するという内容
怪しいポイントの2点目は、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「・一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。」
取引確認の目的を確認しろということですが、それをしないと口座取引を一部制限すると言っているんですよね。
しかしこれはおかしな話。
上でも書きましたが、私は千葉銀行を利用していません。
これは口座を作ったことがないということを意味していまして、口座が物理的に存在していないんですよね。
そんな存在しない口座を一部制限するという。
そんなこと出来っこありませんよね。
存在していないんですから、そもそも何もできないはずです。
怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していない銀行からのメールだった
2.存在しない口座の取引を一部制限するという内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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