えきねっとサポートセンターを名乗る不審なメールが出回っています
今回はえきねっとサポートセンターを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【重要なお知らせ】えきねっとアカウントの緊急確認、情報を更新してください。メール番号:Ep-4118-45416」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:【重要なお知らせ】えきねっとアカウントの緊急確認、情報を更新してください。メール番号:Ep-4118-45416
日頃より「えきねっと」をご利用いただきありがとうございます。
「えきねっと」は 2023 年 2 月 24 日(金)にサービスをリニューアルいたしました。これ に伴い、「えきねっと」利用規約・会員規約を変更し、最後にログインをした日より起算し て3ヶ月以上「えきねっと」のご利用(ログイン)が確認できない「えきねっと」アカウント は、自動的に退会処理させていただくことといたしました。なお、対象アカウントの自動退 会処理を、本規約に基づき、2023 年 2 月 24 日(金)より順次、実施させていただきます。
3ヶ月以上ログインしていないお客さまで、今後も「えきねっと」をご利用いただける場合 は、2023 年 3 月 24 日(金)よりも前に、一度ログイン操作をお願いいたします。
⇒ログインはこちら
My JR-EAST IDでログイン (リンク)
※えきねっとトップページ右上のログインボタンよりログインしてください。
なお、アカウントが退会処理された場合も、新たにアカウント登録(無料登録)していた だくことですぐに「えきねっと」をご利用いただくことができますので、今後もご愛顧いた だけますようよろしくお願いいたします。
本メールは「えきねっと全般(お知らせ・総合・号外)」メールの受信を希望されているお客さまにお送りしています。
■メールマガジンの配信停止はこちら(リンク)
マイページ下部「メール配信設定」から「メール配信設定」ページにお進みください。
■「えきねっと」お問合せ窓口はこちら(リンク)
※このメールにご返信いただきましてもご対応いたしかねますので、あらかじめご了承ください。
発行:株式会社JR東日本ネットステーション
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-11 アグリスクエア新宿4階
Copyright (c) 2023 JR East Net Station Co., Ltd.
転記終了
怪しいポイント① えきねっとのサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私はえきねっとのサービスを利用していません。
利用していないサービスからこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
メールを送られてくるいわれがありません、利用していないんですからね。
案内メールならまだ分かりますが、内容を見てみるとそうした内容ではありませんでした。
サービスを利用していないということは、利用登録をしていないということ。
利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしたことがないということです。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?
そんなことも疑問に思うと共に、怪しく感じるポイントになります。
そもそもメールアドレスを教えたことがないので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになってしまいます。
そんな方法でえきねっとがメールアドレスを取得するとは思えません。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 入会していないサービスを退会させるという内容
怪しいポイントの2点目としてメール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「なお、対象アカウントの自動退 会処理を、本規約に基づき、2023 年 2 月 24 日(金)より順次、実施させていただきます。 」
アカウントの自動退会処理を行う、そんな宣言がされていますね。
しかしこれはおかしな話なのです。
上でも書きましたが、私はえきねっとのサービスを利用していません。
これは物理的にアカウントを作ったことがなく、入会もしていないということです。
入会もしていないのに、自動的に退会になる。
そんなおかしな話となっている内容なんですよね。
当然ですが、入会していないものを退会することはできません。
怪しいポイントの2点目は、こうした物理的にあり得ない内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.入会していないのに退会させるというあり得ない内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しい内容となっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
コメント