三井住友銀行を名乗る不審なメールが出回っています
今回は三井住友銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「【三井住友会社】お取引を規制いたしました」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:【三井住友会社】お取引を規制いたしました
三井住友銀行SMBCダイレクトご利用のお客様
いつも三井住友銀行をご利用いただき、ありがとうございます。
お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。
規制内容は下記をご確認ください。
取引規制日時:2021/09/25 2:25:41
取引規制内容
・出金規制
・入金規制
以下へアクセスし、規制解除をしてください。リンク
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発行:株式会社 三井住友銀行
東京都千代田区丸の内一丁目1番2号
登録金融機関 関東財務局長(登金)第54号
加入協会 日本証券業協会
一般社団法人金融先物取引業協会
一般社団法人第二種金融商品取引業協会
転記終了
怪しいポイント① 三井住友銀行を利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私は三井住友銀行のサービスを利用していません。
利用していない銀行からこうしてメールが送られてくることはおかしいですよね。
利用していないということは、利用登録もしたことがないということです。
利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしていません。
ということは、メールアドレスをどこで入手したんでしょうかね?
銀行ともあろうものが、不正取得しているとは考えづらいものがあります。
怪しいポイント② 口座もないのに取引が規制されたという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文に注目してみたいと思います。
メール本文にはこんな記述がありました。
「お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。」
どうやら銀行の取引が規制されたようです。
私口座すらないんですけどね(笑)
物理的に存在しない口座の取引を規制する。
なんだか夢のような空想のお話になってきてしまいましたね。
当然こんな事実はなく、物理的にあり得ない内容と言えるでしょう。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
そこで、メールに貼付されいたリンク先URLと公式サイトのURLを比較してみることにしました。
するとこれが違っていることが判明。
これはもう決定的と言える内容と言えそうです。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していない銀行からのメールだった
2.口座がないのに取引を規制したというあり得ない内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいと思える内容となっていました。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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