Amazonを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazonを名乗る不審なメールを受信しましたので公開させて頂きます。
件名は「新規のご注文をキャンセルさせていただきました。」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:新規のご注文をキャンセルさせていただきました。
サインイン
Аmazon お客様
日時:Aug 5, 2021 03:26 Hong Kong Time
デバイス:Windows Chrome
付近:Hong Kong
このリスクオーダーは、本人が開始したものではないと判断され、安全ではない支払い環境に置かれています。
ご自身で操作されない場合は、クリックして情報を更新してください。 お客様のアカウントのロックを解除します。
Amazonログイン(リンク)
この情報は、対面で操作する場合は無視しても構いません。
お知らせ:
· パスワードは誰にも教えないでください。
· 個人情報と関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。大文字と小文字、数字、および記号を必ず使用してください。
· オンラインアカウントごとに、異なるパスワードを使用してください。
転記終了
怪しいポイント① Amazonに登録していないアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスはAmazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスに、こうしてメールを送ってくるのはおかしいですよね。
しかも、登録しているメールアドレスにはこの間本物のAmazonからメールが来ています。
尚怪しい(笑)
これが本物のAmazonだとしたら、なぜ登録している方に送ってきていないのか聞いてみたいものです。
また、どこで入手したのかも聞いてみたいですね。
怪しいポイント② メールに書かれている事実が確認できない
怪しいポイント2点目として、メール本文に目を向けてみたいと思います。
まず件名に「新規のご注文をキャンセルさせていただきました。」と書かれていました。
注文がキャンセル?と思い、自分のAmazonアカウントを確認してみました。
しかし、そのような事実は確認できません。
また、メール本文を見てみると「ご自身で操作されない場合は、クリックして情報を更新してください。 お客様のアカウントのロックを解除します。」とあります。
どうやらアカウントをロックしたということを言いたいようですが、アカウントはロックされていません。
普通にログインすることができました。
怪しいポイント③ リンク先URLが本物と違う
怪しいポイントの3つ目として、メールに貼付されているリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
いくら本物を装ったとしても、URLまでコピーすることはできないんですよね。
そこで、メールに貼付されていたURLとAmazon公式のURLを比較してみることに。
すると見事に違っていることが判明!
全然違いましたね(笑)
もはやこれは相当怪しいと言えるでしょう。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.メールに書かれている事実が嘘ばかり
3.リンク先URLが本物のAmazonのURLと違う
以上3点、どれをとっても怪しいものばかりですね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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