Amazonを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazonを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開したいと思います。
件名は「【Amazon】注文商品が返品されましたであるかを確認してください 」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:【Amazon】注文商品が返品されましたであるかを確認してください
ご注文とAmazonアカウントを調査しており、注文商品が返品されました。
[注文番号] 552731-20210514-155
[店舗受付日時] 2021/05/14
[お支払い方法] クレジットカード決済
アカウントの制限を解除するには、以下のURLを使用してください。
ご確認はこちら:リンク
Amazon.co.jpのまたのご利用をお待ちしております。
© 1996-2021, Amazon.com, Inc. or its affiliates
転記終了
怪しいポイント① Amazonに登録していないメールアドレスで受信
ここからは、このメールの怪しいポイントについてみていこうと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスは、Amazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにメールを送ってくるのはおかしいですよね。
その間にも、登録しているメールアドレスには、Amazonからのメールが来ています。
これが本物のAmazonだとしたら、今回受信したメールアドレスをどこで知ったのか。
それを聞いて確認してみたいところです。
怪しいポイント② 注文商品が届かなかった事実はない
今回のメールでは「注文品が返品されました」となっています。
キャンセルのようなイメージを持ちましたが、直近で注文品が届かなかったなんてことはありません。
メールの言っているようなことは実際に発生していないんですよね。
これもおかしなポイント。
正常に取引が終了しているものばかりなのに、返品されたとメールは言っている。
ちょっと何言ってるかわかりませんね。
受取日時の記載がありますが、この日に何か取引あるいは届いたという事実もない。
なんだかめちゃくちゃな内容です。
また、念のためメールに記載されている注文番号を調べてみましたが、そんな履歴はありませんでした。
怪しいポイント③ URLが本物と違う
怪しいポイントの3つ目として、メールに記載されているリンクのリンク先URLに目を向けてみます。
サイトのURLというのは、世界に二つと同じものがありません。
よって、いくら本物を装ったとしても、このURLまでコピーすることはできないんですよね。
今回のメールを見比べてみたところ、本物のAmazonのURLとは違っていることがわかりました。
これはもう・・・偽物である確率がかなり高いと言わざるを得ないでしょう。
怪しいポイントまとめ
それでは、怪しいポイントをまとめたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信
2.メールに記載されているような事実が確認できない
3.リンク先URLが本物のURLと違う
以上3点、どれをとっても怪しいなと思うポイントでした。
リンクはクリック(タップ)しない!
この手のメールはメール内に記載したリンク先へ誘導し、そこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで、自己防衛ができます。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!
これを徹底しておきたいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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