J:COMを名乗る不審なメールが出回っています
今回はJ:COMを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「J:COMご利用通知」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:J:COMご利用通知
ご請求書が未払いの状態です
お支払い期日を過ぎています。
お支払いが遅れると、サービス停止の可能性。お早めにお支払いください。
支払い方法は無効だ
現在、お支払い方法が無効のため、サービスを一時停止する可能性がございます。チェックしてください
お支払い期限
2022年04月6日
支払い方法を追加する (リンク)
アプリをお持ちでない方は、
こちら(リンク) からお支払いください。お困りの方はヘルプ(リンク)をご確認ください
※このメールはお知らせ専用のアドレスより配信しております。このメールに直接返信してのお問い合わせにはご対応いたしかねますのでご了承ください。
© J:COM Inc.
転記終了
怪しいポイント① J:COMのサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はJ:COMのサービスを利用していません。
利用していないサービスについて、こうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
利用したことがありませんから、メールを送られてくる謂れもありません。
そもそも利用登録をしたことがないので、メールアドレスも登録をしたことがないのです。
ではなぜメールアドレスを知っているのか?
そんな疑問も湧いてくるような事案です。
怪しいのはもちろんのことですが、それだけではなく気持ち悪さも感じるところでありますね。
怪しいポイント② おかしな日本語
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見てみたいと思います。
メール本文ではなかなか怪しい日本語が使われています(笑)
どんなものか、例を挙げてみると
・ご請求書が未払いの状態です ←請求書は書面であって未払いなのは請求金額でしょ(笑)
・お支払いが遅れると、サービス停止の可能性。 ←文章は最後まで書いて(笑)
・支払い方法は無効だ ←お客様に対してなんて口の聞き方(笑)
まあどれもこれもひどい日本語の使い方です。
ビジネスシーンではこうした使い方はまずしません。
普通の日本人ならね。
このメールを作って送りつけているのが、日本人ではないのではないか。
そんなことも思わせる内容となっていましたね。
怪しいポイントの2点目はおかしな日本語となりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違った
怪しいポイントの3点目として、メールに貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないのです。
インターネットを利用したり、HPやこうしたブログを開設しようとしたことがある方ならご存じの方も多い仕様でしょう。
こうした仕様を参考に、今回のリンク先URLが本物の公式サイトかどうかを確認してみることにします。
やり方は簡単で、リンク先URLと公式サイトのURLを比較してみるだけ。
比較してみると、これが全くでたらめであることが判明しました。
これはもう決定的に怪しいと言えるポイントになりましたね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.メール本文の日本語がおかしかった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しい完成度の低いメールでしたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
コメント