楽天グループを名乗る「【重要】楽天銀行本人確認のお知らせ」にご注意を

楽天グループメール 注意喚起

楽天グループを名乗る不審なメールが出回っています

今回は楽天グループを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【重要】楽天銀行本人確認のお知らせ」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文です。

転記開始

件名:【重要】楽天銀行本人確認のお知らせ

楽天カード(リンク)】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。

つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。

 

ご利用確認はこちら(リンク)

 

ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。

━━━━━━━━━━━━━━━
■発行者■

楽天銀行株式会社(リンク)
東京都世田谷区玉川1-14-1

──────────────────────────────────
© Rakuten Group, Inc.(リンク)

転記終了



怪しいポイント① 楽天のサービスを利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私は楽天のサービスを利用していません。

利用していないサービスからこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。

サービスを利用していない=利用登録をしたことがない

利用登録をしたことがない=メールアドレスの登録をしていない

となります。

ということは、整理してみると本人が承知してない方法で、メールアドレスを取得しているということになります。

楽天ほどの大企業が、こうした方法でメールアドレスを取得するでしょうか?

実際にしていたとしたら、大炎上しそうな方法ですよね。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しないカードの利用を一部制限するという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文に注目してみたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。」

どうやらカードが不正利用された形跡があり、カードの利用を一部制限したということを言っています。

しかし、上でも書いた通り、私は楽天のサービスを利用していません。

ということは、物理的にカードも存在していないんですよね。

それを踏まえてメールを見てみるとこうなります。

「存在しないカードが不正利用された形跡があり、存在しないカードの利用を一部制限した」

いや~、これは(笑)

物理的にあり得ませんよね~。

存在しないカードを不正利用することはできませんし、存在しないカードを利用制限することもできません。

なぜならカードが存在しないから。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトの文字列がはいっているでしょうからね。

2つのURLを比較してみた結果、これらは全く違っていることが分かりました。

これはもう決定的なポイントと言えそうですね。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していないサービスからのメールだった

2.存在しないカードを利用制限するというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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