横浜ダイレクトを名乗る「【横浜銀行】お取引目的等の確認のお願い」にご注意を

横浜ダイレクトメール 注意喚起

横浜ダイレクトを名乗る不審なメールが出回っています

今回は横浜ダイレクトを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【横浜銀行】お取引目的等の確認のお願い」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

転記開始

件名:【横浜銀行】お取引目的等の確認のお願い

横浜ダイレクトをご利用いただき、誠にありがとうございます。

当社では、犯罪収益移転防止法に基づき、お取引を行う目的等を確認させていただいております。
また、この度のご案内は、当社ご利用規約第 6 2 3 に基づくご依頼となります。

お客様お客様の直近の取引についていくつかのご質問がございます、下記のリンクをアクセスし、ご回答ください。

 

お取引目的の確認(リンク)

 

一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。
回答が完了しますと、通常どおりログイン後のお手続きが可能になります。

お客様のご返信内容を確認後、利用制限の解除を検討させていただきますので、できる限り詳細にご回答ください。

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【お問い合わせ先】
横浜銀行 0120-727-671
(受付時間)平日・土・日・祝 9 時~17

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登録金融機関 関東財務局長(登金)第36
加入協会 日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会

株式会社横浜銀行 金融機関コード:0138

Copyright (C) 2023 The Bank of Yokohama, Ltd. All rights reserved.

転記終了



怪しいポイント① 横浜銀行を利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私は横浜銀行を利用していません。

利用していない銀行からこうしてメールが送られてきているんですよね。

これは中々おかしな話。

利用していないのですから、メールが送られてくるいわれがありません。

営業メールならまだ分かりますが、内容を見てみるとそうした内容ではありませんからね。

銀行を利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしたことがないということはメールアドレスの登録もしたことがありません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているんでしょうね?

そんなことも疑問に思うと共に、怪しく感じるポイントになりました。

そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

信用第一の銀行がこうした方法でメールアドレスを取得するものでしょうか?

私はしないと思いますが。

最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しない口座を制限するという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見て行きたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。」

口座取引を一部制限するなんてことが書かれていますね。

しかしこれはおかしな話。

上でも書きましたが、私は横浜銀行を利用していません。

これは口座を作ったことがないことを意味しており、物理的に銀行口座がこの世界に存在していないということです。

そんな存在しない銀行口座を制限する?

そんなこと出来るわけないですよね(笑)

存在していないものに対して何かをするということはあり得ない話です。

怪しいポイントの2点目は、こうしたありえない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していない銀行からのメールだった

2.存在しない口座に利用制限を設けるというありえない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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