Amazonを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazonを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「Аmazon.co.jp 重要なお知らせ:お支払い方法変更のお願い」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:Аmazon.co.jp 重要なお知らせ:お支払い方法変更のお願い
カスタマーサービスからのメッセージ
【重要】Аmazon お客様アカウント緊急停止につきまして(メールアドレス)
利用規約違反によるアカウント1日停止措置について。ご利用いただきありがとうございます。
処理日
2020年7月30日 8:38:30 JST
Аmazon に登録いただいたお客様に、Аmazon アカウントの情報更新をお届けします。
残念ながら、Аmazon のアカウントを更新できませんでした。
今回は、カードが期限切れになってるか、請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由でカードの情報を更新できませんでした。
アカウント情報の一部が誤っている故に、お客様のアカウントを維持するため Аmazon アカウントの 情報を確認する必要があります。下からアカウントをログインし、情報を更新してください。
Login Amazon(リンク)
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
アカウントに登録のEメールアドレスにアクセスできない場合
お問い合わせ: Amazonカスタマーサービス。
弊社のセキュリティ対策にご理解とご協力をお願いいたします。
ご清聴ありがとうございました。
よろしく,
Amazon Web Service
© 2020 Amazon.com, Inc. or its affiliates. Amazon, Amazon Echo, Alexa, Prime and all related logos are trademarks of Amazon.com, Inc. or its affiliates. Amazon.com, 410 Terry Avenue N., Seattle, WA 98109-5210.
転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスはAmazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
しかもこの間本物のAmazonからは登録しているメールアドレス宛にメールが送られてきています。
これは・・・どういうことですかね(笑)
登録もしていないアドレスにこうしたメールを送り付けてくるなど普通の企業ではありえないかなと思います。
怪しいポイント② アカウント緊急停止という内容、実際はそんなことない
怪しいポイントの2点目として、メール本文に目を向けたいと思います。
メール本文では「アカウントの緊急停止」と書かれています。
Amazonのアカウントが停止されたのか・・・という内容。
理由は利用規約違反らしいです(笑)
そうか、停止か、と思いながらAmazonにログインしてみます。
すると・・・普通にログインできますけど!(笑)
メールに書かれていることと実際の現状があっていない。
これが怪しいポイントの2点目となりますね。
怪しいポイント③ リンク先URLが本物のAmazonと違う
怪しいポイントの3つ目として、メールに貼付されているリンク先URLに注目してみましょう。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、URLまでコピーすることはできないんですよね。
そこで、メールに貼付されているリンク先URLと、Amazon公式のURLを比較してみることに。
すると、全然違っていることがわかりました。
これはもう、偽物と言ってしまってもいいかもしれません。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回は怪しいポイントが3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.メールに書かれている内容が嘘
3.メールに貼付されているリンク先URLが公式のものと違う
以上3点、どれをとっても本物ではあり得ないような内容となっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
コメント