Appleを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAppleを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「あなたの購読請求に関する問題」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:あなたの購読請求に関する問題
この Apple IDのためロックされています。
お客様各位,
Apple IDはWebブラウザからicloudにログインするために使用されます。
はセキュリティ保護のためロックされています。 サインインする前にアカウントのロックを解除する必要があります。
APPLE IDアカウントのすべての利点を引き続き利用できるように、アカウント情報をすぐに更新してください。
今アカウントを確認できます。
Аpple ログイン(リンク)
72時間以内に情報を更新しない場合、APPLE IDアカウントでできることを制限します。
お知らせ:
· パスワードは誰にも教えないでください。
· 個人情報と関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。大文字と小文字、数字、および記号を必ず使用してください。
· オンラインアカウントごとに、異なるパスワードを使用してください。Apple ID | Support | Privacy Policy
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転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていこうと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスは、Appleに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにこうして送られてくるのは・・・おかしいですよね。
そもそも登録していないメールアドレスをなぜ知っているのか?って話でありまして。
Appleに登録しているメールアドレス宛には、本物のAppleからメールが送られてきています。
どちらが本物かは・・・火を見るよりも明らかですよね。
怪しいポイントの1つ目は、こうした内容となりました。
怪しいポイント② IDがロックされているという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見てみたいと思います。
メール本文では「この Apple IDのためロックされています。」と宣言されていました。
どうもIDがロックされてしまったようですね。
では・・・ということで、これが本当か確認してみます。
AppleIDを使いログイン。
普通にできます(笑)
何かロックされている内容があるのかなと思いながらも、色々やってみましたが何も制限は掛けられていないようです。
そもそも何をロックして何ができなくなっているかの説明が全くありません。
その時点でおかしいですね。
怪しいポイントの2点目は、メールに書かれている事実が確認できないということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLが違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLは世界に2つと同じものがありません。
これはインターネットの仕様で、全世界共通です。
どんなに本物を装ってみたところで、サイトのURLまでコピーすることはできないと思います。
そこでメールに貼付されていたリンク先URLと公式サイトのURLを比較してみることにしました。
こうすることで、本物かそうでないかを見極めるポイントの一つにしようということですね。
するとこれが見事に違っておりました。
これが決定的に怪しいと思える内容となりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.メールに書かれていた事実が確認できなかった
3.リンク先URLと公式サイトのURLが違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントとなっていました。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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