GMOあおぞらネット銀行を名乗る「お取引を規制いたしました」にご注意を

GMOあおぞらネット銀行メール 注意喚起

GMOあおぞらネット銀行を名乗る不審なメールが出回っています

今回はGMOあおぞらネット銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「お取引を規制いたしました」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

GMOあおぞらネット銀行メール

転記開始

件名:お取引を規制いたしました

いつもGMOあおぞらネット銀行をご利用いただき、ありがとうございます。
——————————————————————
お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。
規制内容は下記をご確認ください。

取引規制日時:2023/07/24

取引規制内容
・出金規制
円普通預金口座 1021460206   極度型ローン口座 102102702000057696
・入金規制
円普通預金口座 1021460206   極度型ローン口座 102102702000057696

規制解除するには下記ヘアクセスし、お手続きしてください。

> 規制解除

リンク

取引制限について2023/07/24までにご回答いただけない場合、
お客様のご回答に著しい不足がある場合、もしくはご回答から当社規約第8(禁止事項)に抵触すると判断した場合、
やむを得ず、お客様の口座を解約させていただくことがございますので、あらかじめご了承ください。
————————————————————————-
GMOあおぞらネット銀行株式会社(金融機関コード:0310)
東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス
© GMO Aozora Net Bank, Ltd. All Rights Reserved.

転記終了

GMOあおぞらネット銀行メール



怪しいポイント① GMOあおぞらネット銀行を利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はGMOあおぞらネット銀行を利用していません。

利用していない銀行からこうしてメールが送られてきているんですよね。

これはおかしな話。

利用していないのですから、メールが送られてくる理由がありません。

営業メールならまだ分かりますが、、内容を見てみるとそうした内容でもありませんでした。

銀行を利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんな問題にもなってきますね。

これだけでも非常に怪しく感じるポイント。

そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

信用第一の銀行がこうした方法でメールアドレスを取得しているとは思えません。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 取引を規制するという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。」

取引が規制されてしまった。

そんなことが書かれていました。

しかし、これはおかしな話なのです。

上でも書きましたが、私はGMOあおぞらネット銀行を利用していません。

これは口座を作ったことがなく、口座がこの世界に存在しないということを意味しています。

口座が存在していないのに、どうやって取引を規制するんですかね?

更にこんなことも書かれています。

・出金規制
  円普通預金口座 1021460206   極度型ローン口座 102102702000057696
・入金規制
  円普通預金口座 1021460206   極度型ローン口座 102102702000057696

口座持ってませんよ・・・という話。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容となりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していない銀行からのメールだった

2.存在しない口座の取引を規制するというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。

 

公式サイトでの注意喚起

今回はGMOあおぞらネット銀行を名乗るフィッシングメールっぽい内容でしたが、公式サイトでも注意喚起が行われています。

併せてご覧いただくと、良いかもしれませんね。



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