三菱UFJ銀行を名乗る不審なメールが出回っています
今回は三菱UFJ銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので公開させて頂きます。
件名は「【三菱UFJ会社】お取引を規制いたしました」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:【三菱UFJ会社】お取引を規制いたしました
三菱UFJ銀行ご利用のお客様
いつも三菱UFJ銀行をご利用いただき、ありがとうございます。
お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。
規制内容は下記をご確認ください。
取引規制日時:2021/09/10 2:05:22
取引規制内容
・出金規制
・入金規制
以下へアクセスし、規制解除をしてください。リンク
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株式会社 三菱UFJ銀行
金融機関コード(銀行コード):0005登録金融機関 関東財務局長(登金)第5号
加入協会 日本証券業協会、一般社団法人
金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
転記終了
怪しいポイント① 三菱UFJ銀行のサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私は三菱UFJ銀行のサービスを利用していません。
利用していないサービスについて、こうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
サービスを利用していないということは、登録もしていないということです。
ということは、メールアドレスも登録していません。
ではなぜ、メールアドレスを知っているのでしょうか?
そんなところも怪しく感じられる一つの要因となっていましたね。
怪しいポイント② カードがないのに取引を規制したという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文に注目してみたいと思います。
メール本文にはこうした記述がありました。
「お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。」
どうやら取引が規制されたとのこと。
出金規制と入金規制がされたそうです。
カードがないのに・・・です(笑)
元々カードもなければ口座もないので、こうした規制が仮に本当に行われたとしても何にも私は被害を受けないんですけどね。
そもそも存在しないカードに規制を掛けるということ自体があり得ませんが。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メールに貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
そこで、メールに貼付されていたリンク先URLと公式サイトのURLを比較してみることに。
するとこれが違っていることが判明!
これはもう決定的と言えるかもしれませんね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないカードのメールだった
2.存在しないカードに規制を掛けるというあり得ない内容だった
3.リンク先URLと公式サイトのURLが違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントと言えますね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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