ファミペイを名乗る不審なメールが出回っています
今回はファミペイを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「「ファミペイ」ご利用環境確認用ワンタイムURLのお知らせ」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:「ファミペイ」ご利用環境確認用ワンタイムURLのお知らせ
こんにちは
ファミペイ アカウントが第三者に悪用されたことが検出され,アカウントが制限されました。メールを受信したらすぐに关连情报を确认して制限を解除してください。リンクをクリックしない场合は注意してください。以下の12时间以内の确认のため,アカウントは常に制限されます。ご容赦ください。ファミペイチームは常にお客様の资产情报のセキュリティ保护に取り组んでいます。
情报を确认すると,5000円のショッピング割引が适用されます。ご协力ありがとうございます。
ファミペイ サインイン(リンク)
ありがとうございました
ファミペイショッピングチーム敬具
転記終了
怪しいポイント① ファミペイのサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に私はファミペイのサービスを利用していません。
利用していないサービスからこうしてメールが来ているんですよね~。
これはおかしな話。
利用していないのですから、メールが送られてくるいわれがありません。
営業メールなら百歩譲ってまだ分かりますが、内容を見てみるとそうした内容が出もありませんからね。
サービスを利用していないということは、利用登録をしていないということ。
利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしていません。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?という問題も浮上。
これはこれで気持ちの悪い話ですよね。
怪しく感じるポイントでもあります。
そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
そんな方法で企業がメールアドレスを取得するでしょうかね?
私はしないと思いますが。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 日本の常用漢字ではない漢字が使われている
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文では、こんな記述がみられました。
「关连情报」「确认」「场合」「时间」「资产情报」「保护」
知っているようでちょっと不思議な漢字になっていますよね。
普段使っていそうだけどちょっと違う。
そんな漢字が並んでいるのです。
これらは日本の常用漢字ではありません。
通常日本語が設定されている機器で文書作成しているときには、こうした漢字で変換することはかなり難しいんですよね。
普通に変換掛けてみても出てきません。
故にこれを作った人は日本の人じゃないのではないかと思ってしまいます。
または機器が日本のものじゃないか・・・とか。
これも怪しく感じられるポイントの一つとなっており、かなり違和感を感じますね。
怪しいポイント2点目は、使われている漢字が日本の常用漢字ではないということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.日本の常用漢字ではない漢字が多数使用されていた
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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