楽天を名乗る「【重要】システム更新に伴うアカウント確認情報の再入力のお願い」にご注意を

楽天メール 注意喚起

楽天を名乗る不審なメールが出回っています

今回は楽天を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【重要】システム更新に伴うアカウント確認情報の再入力のお願い」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

楽天メール

転記開始

件名:【重要】システム更新に伴うアカウント確認情報の再入力のお願い

【重要】システム更新に伴うアカウント確認情報の再入力のお願い

このメールは楽天より自動送信しています。

いつも楽天をご利用いただき、誠にありがとうございます。

この度、システムの更新に伴い、お客様のアカウント確認情報の再入力が必要となりました。

下記のURLより、アカウント確認情報の再入力をお願いいたします。

確認情報(リンク)

再入力期限は、このメール送信日から7日以内となっております。
期限を過ぎますと、アカウントのご利用が制限される場合がございますので、ご注意ください。

何かご不明な点がございましたら、下記のお問い合わせ窓口までお問い合わせください。

今後とも楽天をご愛顧いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

転記終了



怪しいポイント① 楽天を利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私は楽天のサービスを利用していません。

利用していないサービスからこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。

利用していないのですから、メールを送られてくるいわれがありません。

営業メールならまだ分かりますが、内容を見てみるとそうした内容のメールでもない。

怪しさばかりが目立つメールとなっています。

サービスを利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんな問題も出てきて、怪しさがどんどん膨らみます。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

楽天ほどの大企業がそんな方法でメールアドレスを取得するとは思えませんけどね。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しないアカウント情報を確認するという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「この度、システムの更新に伴い、お客様のアカウント確認情報の再入力が必要となりました。」

アカウントの情報を確認したい。

そういうことらしいですね。

しかしこれはおかしな話。

上でも書きましたが、私は楽天のサービスを利用していません。

これはアカウントを作ったことがないことを意味しており、アカウントがこの世に存在していないんですよね。

そんな存在しないアカウントの情報を確認しろという。

おかしな話です。

確認しようにもアカウントが存在していないので、確認のしようがありません。

登録情報がないんですからね。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していないサービスからのメールだった

2.存在しないアカウントの情報を確認というあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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