大分銀行を名乗る「【三井住友信託銀行】お取引目的等の確認のお願い」にご注意を

大分銀行メール 注意喚起

大分銀行を名乗る不審なメールが出回っています

今回は大分銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【三井住友信託銀行】お取引目的等の確認のお願い」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

大分銀行メール

転記開始

件名:【三井住友信託銀行】お取引目的等の確認のお願い

三井住友信託ダイレクトをご利用いただき、誠にありがとうございます。

当社では、犯罪収益移転防止法に基づき、お取引を行う目的等を確認させていただいております。
また、この度のご案内は、当社ご利用規約第 6 2  3 に基づくご依頼となります。

お客様お客様の直近の取引についていくつかのご質問がございます、下記のリンクをアクセスし、ご回答ください。

> お取引目的の確認   リンク

一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。
回答が完了しますと、通常どおりログイン後のお手続きが可能になります。

お客様のご返信内容を確認後、利用制限の解除を検討させていただきますので、できる限り詳細にご回答ください。

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【お問い合わせ先】
三井住友信託銀行インフォメーションデスク
0120-977-641
(受付時間)平日・土・日・祝 9 時~17

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三井住友信託銀行株式会社金融機関コード : 0294

登録金融機関 関東財務局長(登金)第649

加入協会: 日本証券業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会

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転記終了




怪しいポイント① 大分銀行を利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私は大分銀行を利用していません。

送り主は大分銀行を名乗っているのですが、私は大分銀行を利用していないんですよね。

また、内容的には三井住友信託銀行の話になっていますが、こちらもまた利用していません。

おかしいですね、利用していない銀行からこうしてメールが送られてくるのは。

これだけでも相当怪しく感じます。

銀行を利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしていません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのでしょうか?

これまた気持ち悪い話。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

信用第一の銀行がこうした方法でメールアドレスを取得するとは思えません。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 大分銀行を名乗りながら内容は三井住友信託銀行

怪しいポイントの2点目として、メール本文と送り主の関係性を見てみたいと思います。

メールの送り主は「大分銀行」を名乗っていました。

そしてメール本文を見てみると「三井住友信託銀行」を名乗っています。

これおかしいですよね。

名乗っている銀行名と、メール本文に記載している銀行名が違うのです(笑)

他行の話を勝手に書いている、そんなことも言えてしまうメール内容となっているんですよね。

これはいただけない。

これは通常企業ではあり得ない話です。

百歩譲って両行に資本関係などがあり関連会社だったとしても、違う組織の話を勝手にするというのはありません。

自分の所のサービスの話なら分かるんですけどね。

他行の話をしている時点で怪しさ満点。

怪しいポイントの2点目はメールの送り主とメールの内容の銀行が全く違うということになりました。

 

怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していない銀行からのメールだった

2.大分銀行を名乗りながら内容は三井住友信託銀行の話だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。

 

公式サイトでの注意喚起

三井住友信託銀行の公式サイトでも注意喚起が行われています。

併せてご覧いただければと思いますm(_ _)m



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