ETC利用照会サービスを名乗る不審なメールが出回っています
今回はETC利用照会サービスを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます、
件名は「【緊急の連絡 】SAISONカードご利用確認のお願い」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきましょう。
転記開始
件名:【緊急の連絡 】SAISONカードご利用確認のお願い
SAISON CARD カ-ドをご利用のお客さま利用いただき、ありがとうごさます。
※重要なお知らせのため、メール配信をご希望されていないお客様へも送信しております。
最近行われましたプライバシ-ボリシ-の改定に伴いまして、こ確認のお手続きは、一回限りで、数分で終了致します。
お客様によるご確認行為は必須となっており、お客様のアカウント情報のご確認が行われなかった場合は、アカウントが停止される可能性がごさいます。
この確認は義務付けられており、確認していただけない埸合は、アカウントが停止される場合もあります。つきましては、以下ヘアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。ご利用確認はこちら(リンク)
※24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。SAISON CARDオンデマンドでは、以下の日時においてシステムメンテナンスを実施いたします。
メンテナンス期間中、お客様には大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
■メンテナンス日時
[1]2023年2月8日(水)午前0時00分~午前8時00分
[2]2023年2月9日(木)午前0時00分~午前8時00分
※メンテナンス終了時刻など、予告なく変更させていただく場合がございますので予めご了承ください。▼最新のメンテナンス情報は下記をご確認ください。
リンク━━━━━━━━━━━━
■個人情報の取扱いについて
ご登録いただいた個人情報は厳重に管理し、不正な侵入、改ざん、漏えい
などが起きないよう、予防及び安全対策を講じております。
お客様個人情報問い合わせ窓口(TEL 045-683-8885)までお願いします。個人情報取扱規程は、下記よりご覧ください。
リンク※本メールは送信専用メールアドレスから配信されています。
このままご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。
転記終了
怪しいポイント① ETC利用照会サービスを名乗りながらSAISONカードの話をしている
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、今回のメールの送り主と内容を確認してみましょう。
差出人は「ETC利用照会サービス」となっており、内容は「SEISONカード」となっていました。
これがまずおかしい、というかあり得ません。
なぜならETC利用照会サービスと、SEISONカードは全く別のサービスであり、全く別の法人が運営しているサービスだからです。
ETC利用照会サービスが、全く別の会社のサービスについて書いているんですね~。
もしくはSAISONカードが全く別の会社を名乗ってメールを送っているということになります。
これではなりすましになってしまう・・・。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 存在しないアカウントが停止されるという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見てみたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「お客様によるご確認行為は必須となっており、お客様のアカウント情報のご確認が行われなかった場合は、アカウントが停止される可能性がごさいます。」
どうやらSAISONカードのアカウントが停止されるということを言っているようですね。
しかし、これもあり得ません。
なぜなら私はSAISONカードを利用しておらず、アカウントすら作ったことがないからです。
物理的に存在しないんですよね、アカウントが。
そんな存在しないアカウントが停止なんてできるわけがありません。
怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.ETC利用照会サービスを名乗りながら、SEISONカードの話だった
2.存在しないアカウントを停止するというあり得ない内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
ETC公式サイトでも不審なメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただけるとよろしいかと思いますm(_ _)m
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