Amazon.co.jpを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazon.co.jpを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「確認情報を取得できませんでした、アカウントは12月21日に削除されます。AMAZONをご利用いただきありがとうございます。」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:確認情報を取得できませんでした、アカウントは12月21日に削除されます。AMAZONをご利用いただきありがとうございます。
Amazon お客様
前回のメールで確認が取れなかったため、このアカウントは12月21日に削除されます。Amazonアカウントを引き続き使用する必要がある場合は、時間内に情報を更新してください。
お客様の Amazon アカウント
アカウント所有権の証明をご自身で行う場合は、Amazon 管理コンソールにログインし、所定の手順でお手続きください。
状態: は更新待ちです
所有権の証明(リンク)
- パスワードは誰にも教えないでください
- 個人情報とは関係なく、推測されにくいパスワードを作成してください。
- アカウントごとに異なるパスワードを使用してください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
Amazon チーム
転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスは、Amazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスに、こうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
しかもこの間、本物のAmazonからは登録しているメールアドレス宛にメールが送られてきています。
これはどういうことでしょうか?
用があるのであれば、登録しているメールアドレス宛にメールが送られてきて然るべきです。
登録していないメールアドレスを知っているということが、そもそもおかしな話。
Amazonほどの大企業がこんなことをするとは考えづらいですよね。
怪しいポイント② アカウントが削除されるという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文に目を向けてみたいと思います。
メール本文では、こんな記述がありました。
「このアカウントは12月21日に削除されます。」
へ~、アカウントが削除されちゃうんだ。
そんなことを思い、このメールを放置してみることに。
約束の日付が過ぎた12月22日、実際にAmazonにログインしてみることにしました。
メール本文が事実だとすれば、ログインができないはずです。
しかし、これが見事にログイン出来ましてね(笑)
メールに記載されている内容が嘘であることがわかりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていた、リンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
そこで、メールに貼付されていたリンク先URLと公式サイトのURLを比較してみることにしました。
するとこれが見事に違っていることが判明!
これはもう決定的と言える内容となっていましたね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信
2.メールの内容が嘘
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う
以上3点、どれをとっても怪しい内容となっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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