三井伊勢丹を名乗る不審なメールが出回っています
今回は三井伊勢丹を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【重要なお知らせ】エムアイカードの利用確認」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください。
メール本文
それでは、メール本文です。
転記開始
件名：【重要なお知らせ】エムアイカードの利用確認
【エムアイカード（リンク）】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。■ご利用確認はこちら（リンク）
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。──────────────────────────────────
株式会社 エムアイカード（リンク）
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転記終了
怪しいポイント① エムアイカードを持っていない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はエムアイカードを持っていません。
持っていないカードのことについて、こうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
登録もしたことがありません。
どうしてこのメールアドレスを知っているのか？という疑問もありますが、いろいろとツッコミどころがあります。
怪しいポイント② 存在しないカードの利用を一部制限
怪しいポイントの2点目として、メール本文に目を向けてみたいと思います。
私はエムアイカードを持っていないので、カードそのものが物理的に存在していません。
そんな状況であるにもかかわらず、メールでは「カードのご利用を一部制限」という内容がかかれていました。
すごいですね、物理的に存在していないカードに対して、利用制限を掛けることができるとのこと。
でもそれって誰が困るんでしょうね？
少なくともメールを受信した私は何も困ることはありませんが・・・。
怪しいポイント③ リンク先URLが本物のURLと違う
怪しいポイントの3つ目として、メール本文内に貼付されているリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に二つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、URLまでコピーすることはできないということですね。
今回のメールのリンク先URLと本物のサイトのURLを比べてみたところ、URLが違っていることがわかりました。
かなり決定的と言えそうです。
怪しいポイントまとめ
それでは、怪しいポイントのまとめに入ります。
今回は3つポイントがありました。
１．利用していないサービスのメールだった
２．存在していないカードに制限を掛けるというあり得ない内容だった
３．リンク先URLが本物のURLと違った
何一つ、事実にかすっていることもなく、ひどすぎる内容とも言えそうです。
リンクはクリック（タップ）しない！！
この手のメールは、メールに貼付しているリンク先に誘導し、そこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、このリンクをクリック（タップ）しないことで、自己防衛ができるんですよね。
怪しいと思ったメール、身に覚えのないメールのリンクはクリック（タップ）しない！
これを実践したいものです。
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