Amazonを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazonを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【Amazon】出荷前に確認の連絡」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください。
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:【Amazon】出荷前に確認の連絡
昨今クレジットカード不正利用による注文が多い為。出荷前に情報確認の連絡をさせて頂いています。
出荷前に情報確認などは以下からご確認いただけます。
[注文番号] 552731-20210517-155
[店舗受付日時] 2021/05/17
[お支払い方法] クレジットカード決済ご確認はこちらから:リンク
Amazon.co.jpのまたのご利用をお待ちしております。
© 1996-2021, Amazon.com, Inc. or its affiliates
転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからは、このメールの怪しいポイントを見ていこうと思います。
まず最初のポイントとして、今回受信したメールアドレスが挙げられます。
今回のメールを受信したアドレスは、Amazonに登録していないアドレスです。
Amazonに登録していないアドレスに、Amazonからメールが送られてきた。
これはおかしいですよね。
登録している方のメールアドレスには、Amazonからメールが配信されています。
これが本物のAmazonだったとしたら、どうやって今回受信したメールアドレスを知ったのか、聞いてみたいところです。
怪しいポイント② Amazonで注文したものはすべて到着している
続いては、メール本文に注目してみたいと思います。
今回のメールでは、「出荷前の連絡」ということでした。
しかしながら、私が注文した直近の商品は、すべて無事に届いています。
また記載された該当する日付には何も注文を入れていません。
指定されている日に買い物をしていない、それ以外に注文したものはすべて届いている。
はっきりいって、内容がめちゃくちゃですね(笑)
念のため注文番号も確認していましたが、該当する注文番号で注文しているものは一つもありませんでした。
ということは、メールに記載されているような注文自体存在していないということですね。
怪しいポイント③ リンク先URLが本物のURLと違う
怪しいポイントの3つ目として、メール本文に貼付されているリンク先のURLに目を向けてみたいと思います。
サイトのURLというのは世界に2つと同じものがありません。
故に、URLを確認することでそれが本物か偽物かがわかるということになります。
いくら本物を装っても、URLまではコピーできないってことですね。
実際にURLを見比べてみると、このURLが本物と違うことがわかりました。
このポイントでかなり怪しくなりました。
怪しいポイントまとめ
それでは、怪しいポイントをまとめていきます。
今回のポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスに送られてきた
2.メールの内容の事実を確認できなかった
3.リンク先URLが本物のURLと違った
以上3点となりますが、どれをとっても怪しいなと思うポイントでしたね。
リンクはクリック(タップ)しない!
この手のメールはリンク先に誘導し、そこで個人情報等を抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで、自己防衛ができるということなんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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