道路や鉄道
現代社会において、どこかへ移動するとなれば車や電車が使われることが多いですね。
私も日ごろから移動するのに車や電車を使ったりしています。
あまりに距離がある場合は、飛行機になったりもしますけどね。
飛行機は別ですが、日ごろの通勤や通学で車や電車を利用している方も多いことでしょう。
私も昔は電車通勤だったりもしたので、よく使いました。
定期を買ったりしてね。
なんだか懐かしいような気もしますが。
そんな道路や鉄道でありますが、利用していると時折気になることもあるもので。
いろんな表現方法が使われている業界でもあります。
「上り」と「下り」
道路と鉄道を利用していると、時折聞かれる表現。
それが「上り」と「下り」であります。
道路や鉄道には向かっていく方向によって「上り」と「下り」が存在しています。
自分の目的地に向かってこうしたものを利用していくわけですが、上りと下りという表現をされてもどっちが目的地なのか時折混乱したり(笑)
そんな経験がある方も居るかもしれませんね~。
私もその一人だったりしますが。
そうした上りや下りといった表現ですが、何を基準に決められているのでしょうか?
今回はそんなお話です。
上りと下りの基準
そこで上りと下りという表現の基準は何なのか?を見ていきましょう。
道路や鉄道はある地点からある地点までを結ぶ形式となっています。
一方を「起点」とし、もう一方を「終点」とする。
その2点を結ぶのが道路や鉄道になるわけです。
そしてここで上りと下りという概念が生まれ、「起点から終点に向かうものを下り」とし、逆に「終点から起点に向かうものを上り」とします。
これが上りと下りの基準。
これを踏まえると、上りと下りは全く違う方向へ進んでいくものということになりますね。
起点をA、終点をBとすると、A→Bは下り、B→Aは上りです。
「起点」と「終点」の決め方
上りと下りが起点と終点の関係性から決まっているということが分かりました。
では、実際に道路や鉄道がある中で、起点と終点はどうやって決めているのか?という話。
これにもちゃんとしたルールみたいなものがあるそうで。
起点と終点の決め方に大きく関与しているのが、東京都の日本橋という所にある「日本国道路元標」と呼ばれるもの。
主に国道はこの日本国道路元標を基準にそこに近い方を起点、遠い方を終点と定義しています。
東京都の日本橋を基準として起点と終点が定義されているわけですね。
他の道路や鉄道についても「慣例的に」この決め方としており、東京都に近い方を起点、遠い方を終点としているのです。
東京が基準、それが道路や鉄道の起点終点の決め方となっているんですね~。
基準は東京にあり
起点と終点の決め方がわかると、こうした言い方ができるようになります。
・東京に近づいていくのが上り
・東京から遠ざかっていくのが下り
新幹線なんかが分かりやすいですね。
「東京行き」となっている新幹線はすべて上り。
「東京→博多」「東京→大阪」「東京→名古屋」「東京→仙台」「東京→新青森」「東京→新潟」といった新幹線はすべて下りとなります。
これは東京が対象となっていない場合も同じ。
「名古屋→大阪」となっている場合も、より東京に近い名古屋が起点となりますので下りになります。
これは車で使う道路でも同じで、高速道路も同じです。
慣例的に行われているの例外もあるかも?
こうした決め方がある上りと下り。
しかし、これは法令で決められていることでもないようで、あくまで慣例的に決めているとのこと。
ということは、それを無視して付けても問題がないということにもなるんですよね。
これが一般にまで浸透していると思われますので、あんまりないとは思うのですが・・・。
もしかしたら日本のどこかにこの法則には当てはまらない道路や鉄道があるかもしれません。
私もすべての道路や鉄道を知っているわけではありませんしね。
そんな話でありました。
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