Amazon.co.jpを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazon.co.jpを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「Amazon株式会社から緊急のご連絡メ-ル番号:97689423」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:Amazon株式会社から緊急のご連絡メ-ル番号:97689423
Amazon.co.jp をご利用いただき、ありがとうございます。
客様の注文とamazon アカウントを停止させていただいております
できるだけ早くアカウントにログインして、個人の住所や携帯電話の情報を確認してください。アカウントが正しく機能していることを確認してください、サインイン試行アクティビティ(リンク)
Amazon.co.jpのまたのご利用をお待ちしております。このEメールアドレスは配信専用です。このメッセージに返信しないようお願いいたします。
転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスは、Amazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
本物のアマゾンであれば、登録しているメールアドレスにメールを送ってくるはず。
現に、本物のアマゾンからは登録しているメールアドレス宛にメールが送られてきています。
そもそも登録もしたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
Amazonほどの大企業がこうした方法でメールアドレスを取得しているとは思えませんね。
もししていたら・・・炎上してしまいそうな案件です。
怪しいポイントの1点目は、こうした内容となりました。
怪しいポイント② アカウントを停止したという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「客様の注文とamazon アカウントを停止させていただいております」
どうやらアカウントを停止した。
そんなことを言ってきているようですね。
ではこれが本当かどうかを確認していこうと思います。
本当であればアカウントが停止されているので、公式サイトにもログインできないはずですね。
実際に公式サイトにログインしてみると・・・これがログインできました(笑)
メールに書かれていることが実際には起きていない。
そんな事象となっていましたね。
怪しいポイントの2点目は、メールに書かれていることが実際には起きていないということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは、3点ありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した。
2.アカウントを停止したと書かれていたが、普通にログインできて使えた
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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