ETC利用照会サービスを名乗る不審なメールが出回っています
今回はETC利用照会サービスを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「解約予告のお知らせ ( ETC利用照会サービス)」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:解約予告のお知らせ ( ETC利用照会サービス)
メールアドレス 様
解約予定日を経過すると
自動的に解約手続きが実施されます。
解約をこ希望でない場合は、解約予定日までに
下記のURLよりETC利用照会サービスにログインを
お願い致します。リンク
【解約予定日】
2021年12月30日※このメールは松信専用です。
このアドレスに松信いただいても返信いたしかねますので、あらかじめご了承願います。
※本メールに心当たりがない場合は、速やかに削除お願いいたします。ETC利用照会サービス
転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスはETCサービスに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
本物であれば登録しているメールアドレス宛にメールが送られてくるはずです。
しかし、こうして送られてきている。
なんだか怪しく感じますよね。
そもそもどこでメールアドレスを入手したのか?
そんなことも引っかかるポイントになりました。
怪しいポイント② おかしな日本語
怪しいポイントの2点目として、メール本文に目を向けてみたいと思います。
メール本文には「このメールは松信専用です。 」とあります。
松信ってなんでしょうか?
普通に考えると「送信専用」となるところだと思われます。
がしかし、松信とは・・・。
ちょっと意味が分かりませんし、こうした公式の文書にこんな間違いをするなんて。
チェックする人もおらんのか!と思ってしまいますね。
怪しいポイントの2点目は、誰が見てもわかる誤字があるメール本文となりました。
怪しいポイント③ リンク先URLと公式サイトのURLが違う
怪しいポイントの3点目として、メールに貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLは世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
そこで、メールに貼付されていたリンク先URLと公式サイトのURLを比較してみることにしました。
すると、これが見事に違っていることが判明。
これはもう決定的に怪しいと言えるないようとなりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.誰でもわかる誤字があるメール本文
3.リンク先URLが公式サイトのURLが違う
以上3点、どれをとっても怪しいポイントと言えますね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
ETC公式サイトでも不審なメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただけるとよろしいかと思いますm(_ _)m
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