NICOSカードを名乗る「【NICOSカード】重要なお知らせ」にご注意を

NICOSカードメール 注意喚起

NICOSカードを名乗る不審なメールが出回っています

今回はNICOSカードを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【NICOSカード】重要なお知らせ」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたい思います。

NICOSカードメール

転記開始

件名:【NICOSカード】重要なお知らせ

三菱UFJ銀行(リンク)】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。

つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。

 

■ご利用確認はこちら(リンク)

 

ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。

──────────────────────────────────

■発行者■

三菱UFJニコス株式会社
東京都文京区本郷3丁目33番5号(リンク)

──────────────────────────────────
Copyright(C) Mitsubishi UFJ Co.,Ltd.All Rights Reserved.

転記終了



 

怪しいポイント① NICOSカードを利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はNICOSカードを利用していません。

利用していないカード会社からこうしてメールが送られてきているんですよね。

なんで利用していないカード会社からメールが送られてきているんだ・・・という話でありまして。

利用していないのですから、メールが送られてくるいわれがありません。

営業メールならまだ分かりますが、内容を見てみるとそんな内容ではありませんでした。

利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録をしたことがないということです。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんなことも疑問に思うと共に、気持ち悪く、怪しくも感じるポイントになります。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということ。

信用第一のカード会社がそんな方法でメールアドレスを取得するとは思えません。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しないカードの利用を一部制限するという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文にはこんな記述がありました。

「このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。」

本人の利用かどうかを確認したい取引があり、それを理由にカードの利用を一部制限するという内容となっています。

しかし、これはおかしな話なのです。

上でも書きましたが、私はNICOSカードを利用していません。

これはカードを作ったことがないことを意味しており、物理的にこの世のカードが存在していないのです。

そんな存在しないカードが誰かに使用され、存在しないカードの利用を一部制限すると言っているんですよね。

これはあり得ない話で。

存在しないものを使うことはできませんし、同じように存在しないものの利用を制限することもできません。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していないカード会社からのメールだった

2.存在しないカードの利用を一部制限するというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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