楽天カード株式会社を名乗る不審なメールが出回っています
今回は楽天カード株式会社を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「[楽天e-NAVI]急ぎの業務がありますのでご注意ください。」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきましょう。
転記開始
件名:[楽天e-NAVI]急ぎの業務がありますのでご注意ください。
Rakutenお客様
残念ながら、あなたのアカウント を更新できませんでした。これは、カードが期限切れになったか。
請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由で発生する可能性があります。
今アカウントを確認できます。
楽天ログイン(リンク)
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に遺憾ながら、アカウントをロックさせていただくことを警告いたします。
パスワードを変更した覚えがない場合は、至急(01)-50-5820-6680までお電話ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
Rakuten,Inc.
転記終了
怪しいポイント① 楽天カードを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私は楽天カードを利用していません。
利用していないサービスからこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね~。
サービスを利用していないということは、利用登録をしたことがないということです。
利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録をしたことがないということになります。
ではなぜ先方はメールアドレスをしっているんでしょうね?
そんなことを疑問に思うと共に、怪しく感じるポイントにもなります。
そもそもメールアドレスを教えたことがありませんので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
信用第一のカード会社が、こうした方法でメールアドレスを取得するでしょうか?
私はしないと思いますが・・・。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 存在しないアカウントが更新できないという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「残念ながら、あなたのアカウント を更新できませんでした。」
どうやらアカウントの更新ができないということを伝えたいようです。
がしかし、これはおかしな話なんですよね~。
そもそも私はサービスを利用していないので、アカウントを作ったことがありません。
物理的にアカウントが存在しないんです。
にもかかわらずそんな存在しないアカウントを更新できないといっています。
存在していないので、ある意味更新できないのは当たり前といえば当たり前・・・のような気もします(笑)
しかし存在しないものを更新するというのは日本語的に明らかにおかしいことですので、これは物理的にあり得ないといってもいいでしょう。
怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないカード会社からのメールだった
2.存在しないアカウントを更新しろというあり得ない内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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