JCBカードを名乗る「お支払い方法変更のご案内[JCBカード ]」にご注意を

jcbカードメール 注意喚起

JCBカードを名乗る不審なメールが出回っています

今回はJCBカードを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「お支払い方法変更のご案内[JCBカード ]」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧下さい<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきましょう。

転記開始

件名:お支払い方法変更のご案内[JCBカード ]

JCBカード(リンク)】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。

つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。

 

ご利用確認はこちら(リンク)

 

ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
──────────────────────────────────
■発行者■

株式会社ジェーシービー

東京都港区南青山5-1-22

メールコード My949953

──────────────────────────────────
©JCB Co., Ltd. 2000

転記終了



怪しいポイント① JCBのサービスを利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はJCBのサービスを利用していません。

利用していない会社からこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。

しかもカードなんて。

利用していないということは、利用登録をしていないということになります。

利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしていないことに。

ではなぜ、先方はメールアドレスを知っているのでしょうか?

そんなところも気持ち悪く、怪しく感じるポイントになりますね。

そもそも教えたことがないメールアドレスなので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

信用第一のカード会社がこうした方法でメールアドレスを取得するでしょうか?

私はしないと思います。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しないカードを一部利用制限するという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。」

どうやらカードが不正利用された可能性があり、それを理由にカードの利用を一部制限するということのようです。

がしかし、これはおかしいんですよね。

上でも書きましたが、私はJCBのサービスを利用していません。

これはカードが物理的に存在していないということになりまして。

そんな物理的に存在していないカードが不正利用された可能性があり、存在していないカードの利用を一部制限するといっているんです。

存在していないカードを使うことはできませんし、利用を制限することもまたできない。

怪しいポイントの2点目は、こうした物理的にあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用してメールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみた結果、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりましたね。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していないサービスからのメールだった

2.存在しないカードに利用制限を設けるというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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