株式会社イオン銀行を名乗る不審なメールが出回っています
今回は株式会社イオン銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「【重要なお知らせ】AEON ご利用確認のお願い 2022.04.17」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:【重要なお知らせ】AEON ご利用確認のお願い 2022.04.17
【AEON(リンク) CARD】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
■ご利用確認はこちら(リンク)
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。━━━━━━━━━━━━━━━
■発行者■株式会社イオン銀行(リンク)
東京都中野区中野4-3-2
──────────────────────────────────
© AEON CREDIT SERVICE CO., Ltd.(リンク)
転記終了
怪しいポイント① イオン銀行のサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はイオン銀行のサービスを一切利用していません。
これはおかしいですよね。
利用もしたことがないところからメールが送られてくる。
これはなかなかに気持ち悪いものでもあります。
冷静に考えてみれば、そもそも利用登録をしていません。
ということはメールアドレスの登録もしたことがないということになるんですよね。
では、先方はなぜ今回受信したメールアドレスを知っているのか?
そんなことも疑問におもうとともに、怪しいなと思うポイントになります。
怪しいポイントの1つ目はこうした内容となりました。
怪しいポイント② 存在しないカードに利用制限を設けたという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見てみたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。」
簡単に言うと、カードが不正利用された形跡があり、カードの利用を一部制限したということです。
がしかし、これはおかしいのです。
そもそも私はこのカードを利用したことがないし、登録したことがないということを書きました。
当然そのカードが物理的に存在していないんです。
そうした存在しないカードに対し、不正利用されただの、カードの一部を利用せいげんしただの。
あり得ない話ばかりが展開されているメール。
これは完全に怪しさ満点ですよね。
怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しポイントの3つ目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは世界に2つと同じものが存在しません。
インターネットに詳しい方ならご存じかと思いますが、これはインターネットの共通仕様であり、全世界同じルールです。
そこで、このルールを利用してメールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認していこうと思います。
やり方は簡単で、それぞれのURLを比較してみるだけ。
公式サイトであれば、公式サイトの文字列が入っているということになります。
これらを比較してみた結果、URLは全く違っていることが判明。
これはもう決定的といえる怪しいポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.物理的に存在しないカードに一部利用制限をするというあり得ない内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントといえますね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
イオンの公式サイトでも注意喚起が行われています。
こちらも併せて頂くと良いかもしれませんね。
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