Amazon.co.jpを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazon.co.jpを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「アカウントは1月25日に削除されます。違反記録は司法に提出されます、AMAZONをご利用いただきありがとうございます。」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは、メール本文です。
転記開始
件名:アカウントは1月25日に削除されます。違反記録は司法に提出されます、AMAZONをご利用いただきありがとうございます。
Amazon お客様
アカウント メールアドレス は 2022/01/25 00:00 に削除されます。システムがアカウントで悪意のあるトランザクションと誤ったコメントを検出し、前の電子メールで確認を取得しなかったためです。システムがエラーまたは非個人的な行動を検出した場合は、確認のために個人情報を送信し、アカウントを再開してください。すでに情報を送信している場合は、このメールをスキップしてください。
アカウント:メールアドレス
システムはエラーまたは非私自身的な動作を検出しますか?管理コンソールにログインして、アカウントを確認して再アクティブ化してください。
- パスワードは誰にも教えないでください
- 個人情報とは関係なく、推測されにくいパスワードを作成してください。
- アカウントごとに異なるパスワードを使用してください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
Amazon チーム
転記終了
怪しいポイント① Amazonに登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスはAmazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
本物であれば登録しているメールアドレス宛にメールが送ってくるのが普通でしょう。
現に本物のAmazonからは、登録しているメールアドレス宛に送られてきています。
こうして違う所に送ってきているところを見ると、かなり怪しいと思われますし、なんか気持ち悪さも覚えますね。
怪しいポイント② アカウントが削除されると書かれているがされない
怪しいポイントの2点目として、メールに注目してみたいと思います。
件名にこんなことが書かれていました。
「アカウントは1月25日に削除されます。違反記録は司法に提出されます、AMAZONをご利用いただきありがとうございます。」
どうやら1月25日にAmazonのアカウントが削除されてしまうというのです。
これは・・・と思い、指定されている期日まで放置してみることにしました。
そして指定の期日が過ぎてからAmazonにログインしてみると・・・ちゃんとログインできます(-_-;)
メールの内容、嘘じゃん・・・。
怪しいポイントの2点目は、メールに書かれていることが嘘ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLと公式サイトのURLが違う
怪しいポイントの3点目として、メールに貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
そこで、メールに貼付されていたリンク先URLと公式サイトのURLを比較してみることにしました。
すると、これが見事に違っていることがわかりました。
これはもう決定的と言える内容となっていましたね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.メールに書かれている内容が嘘
3.リンク先URLと公式サイトのURLが違う
以上3点、どれをとっても怪しい内容となっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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