映画「ベンジャミン・バトン数奇な人生」
今回は映画のお話を一つ。
数奇な人生を描いた作品「ベンジャミン・バトン」。
名優ブラッド・ピットが主演した映画としても知られています。
普通の人は赤ちゃんで生まれ成長して子供になり、青年となり大人になる。
そして老人となり一生を終えます。
しかしこの映画の主人公は全くの逆。
歳をとるごとに若返っていくという数奇な人生を送ることになります。
その数奇な人生を送ることになる一人の男性に焦点を当てた作品。
発想がなかなか個性的な着眼点だなあなんて思わされた映画でもあります。
映画概要
タイトル:ベンジャミン・バトン数奇な人生
ジャンル:ヒューマン
製 作:アメリカ
監 督:デヴィッド・フィンチャー
脚 本:エリック・ロス
主 演:ブラッド・ピット
出 演:ケイト・ブランシェット、ディルダ・スウィントン、ジェイソン・フレミング、イライアス・子ティーズ
音 楽:アレクサンドル・デスプラ
公 開:2009年2月7日(日本)
日本の公開日は2009年2月7日。
アメリカの公開日は2008年12月25日となっています。
あらすじ
80歳で生まれ、若返っていく男の物語
「私は数奇な人生のもとに生まれた」
80歳で生まれ、年をとるごとに若返っていく男を描いた「ベンジャミン・バトン数奇な人生」は、この独白で幕を開ける。
原作はF・スコッチ・フェッシジェラルドが1920年台に書いた短編小説。
1918年のニューオーリンズに誕生し、大海原を渡り、真珠湾攻撃の戦果を潜り、再び故郷の地を踏むまで-。
ベンジャミンの歩む人生は実に奇妙だが、同時にまた誰しもが経験する出来事で彩られている。
監督はデヴィッド・フィンチャー。
時の流れの中ですれ違う運命の、魂で結ばれた恋人ベンジャミンとデイジーを演じるのはブラッド・ピットにケイト・ブランジェット。
「ベンジャミン・バトン数奇な人生」とは、生きる喜び、死の悲しみ、そして永遠の愛を知るための、時を超えた壮大な冒険である。
特異な人生
原作が小説となっていることもあり、本作も普通ではあり得ないような展開が続いていきます。
老人として生を受け、だんだんと若返っていく。
最後は赤ん坊に戻るという実に奇妙奇天烈な展開。
そんな人生の中で恋をし、人を愛し、結婚をする。
友達を作り、一緒に遊ぶ。
普通の人生では考えられないような人生がそこにはあります。
想像もできないですよね、こうした人生は。
映画だから見られる人生経験なのかもしれません。
こうした発想ができるのはこれまたすごいことだなあなんて思ったりします。
人生の最後に待っているものとは
この映画は、人生の最後まで描かれています。
数奇な人生を来ることになった一人の男。
ドンドン若返っていく自分と、どんどん年老いていく相手。
実に皮肉な展開にも見えてきます。
その時思うこととは。
自分に置き換えてみると、これがまたいろいろと考えてしまう展開が待ち受けています。
自分とは違った人生を味わうことができる一本となっていました。
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