映画「ハドソン川の奇跡」
今回は映画のお話を一つしていこうかと思います。
映画にも色んなものがありますが、今回の映画は実話を基にした作品。
ハドソン川の奇跡
という映画です。
この作品は実際にあった飛行機事故を映画化した作品です。
USエアウェイズという航空会社がありましてね。
その航空会社が2009年に起こしてしまった事故であり、ハドソン川へと緊急着陸を試みるという前代未聞の不時着劇を演じてしまいました。
こうした実際に起きたことを映画化するってのも、時々見かけますよね～。
映画概要
タイトル：ハドソン川の奇跡
ジャンル：ヒューマン
製 作：アメリカ
監 督：クリント・イーストウッド
脚 本：トッド・コマーニキ
主 演：トム・ハンクス
出 演：アーロン・エッカート、ローラ・リニー、マイク・オマリー、ジェイミー・シェリダン、アンナ・ガン、ホルト・マッキャラニー 他
音 楽：クリスチャン・ジェイコブ、ザ・ティアニー・サットン・バンド
公 開：2016年9月24日（日本）
名優トム・ハンクスが主演した映画。
巨匠クリント・イーストウッドが監督を務め、中々豪華なキャストとなった作品ですね。
あらすじ
2009年1月15日、極寒のニューヨーク上空で、”サリー”ことチェスリー・サレンバーガー機長（トム・ハンクス）とジェフ・スカイルズ副機長（アーロン・エッカート）が登場する航空機を突如襲った全エンジン停止事故。
絶望的な状況の中、サリーは飛行不能となった機体をハドソン川へ無事に不時着させ、乗客と乗員全155人の命を救う。
見事な技術で前代未聞の偉業を成し遂げたサリーは、一躍英雄となる。
ところが、彼の”究極の決断”が思わぬ疑惑が掛けられ、その名声もキャリアも失墜の危機に瀕していく。
事故の経過を追う
本作は実際に起こった航空機事故を基に製作されています。
その事故の経過を、映画内で再現していましてね。
実際に何がどう起こっていたのか、搭乗員がどう判断し、どういう行動に出たか。
そんなことが再現して映像化されています。
全てが完全に再現できているとは思いませんが、当時の切迫した状況や緊張感はまさにこんな感じだったんだろうなあと思いましたねぇ。
実際に航空機事故に遭遇したことはありませんけど・・・。
一部CGでの再現などもありますが、出来はとてもよく映画に没頭することができました。
称賛される機長
事故こそ起こってしまいましたが、乗客乗員の命を救った機長には当初称賛の声が送られました。
人命を救って称賛を浴びるのは、世界的にも当たり前の風潮でそれはアメリカであっても同じ。
むしろアメリカの方がその傾向が強いとさえ思います。
前代未聞の回避方法ではありましたが、それを非難されることはなかったのです。
結果がすべて。
そんなことも言えるかもしれませんね。
無事に帰還できたことをまず称える。
家族も無事を確認して安堵するのですが・・・。
事故を取り巻く人間関係
この映画のもう一つの見どころ。
それは事故を取り巻く人たちの人間関係です。
整備をした人、フライトを任されたクルーたち、そして事故を調査した事故調査委員会。
それぞれがそれぞれの立場でこの事故を体験し、見分しました。
事故の詳細が分かるにつれて、クルーたちにも疑惑の目が向けられていくことに。
ここにクルーと事故調査委員会との人間関係模様を見て取ることができます。
お互いの言い分は平行線をたどる場面もあり、どんな結末を迎えるのか。
機長は英雄か蛮勇か。
そんなところも見どころになっていると思いますね～。
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