バス
今回は小さい頃の思い出話を一つ。
私がまだ小学生低学年の頃の話です。
ある日の事、私は母親に連れられてバスに乗ることになりました。
日ごろそれほどバスに乗る機会というのはありませんでしたが、バスという乗り物には興味津々。
普段乗れないから余計だったかもしれません(笑)
幼稚園の通園もバスではなく徒歩でありまして、バス通園の子はいいな~なんて思っていたものです。
母親と一緒に乗るバスでありましたが、景色を見たりして楽しんでいた私。
そうしてバスに乗っていると、いろんなものに興味を持ちます。
そして目に入ってきたものがバスの降車ボタンでした・・・。
降りる予定もないのにボタンを押した( ゚Д゚)
バスにある降車ボタン。
これは次のバス停でおりますという意思表示です。
大人となった今ではそんなこと当たり前に分かります。
しかし、当時の私にはそんなことは二の次でありまして(笑)
ボタンを見つけた私は「押したい!」という衝動に駆られます。
そして降りるバス停ではなかったのに、ボタンを押してしまったのですorz
ジーっというような音が鳴り、次停車します的なアナウンスが流れる車内。
そしてそれを母親は見ていたのでした。
母親に「誰も降りなかったらあんたが降りるんだよ!」と怒られるorz
そんな様子を見ていた母親は、怒り始めますorz
「何やってるの!まだ降りないよ!次のバス停でだれも降りなかったらあんたが降りるんだよ!」
子供ながらにガチギレされた・・・と思う私でありましたorz
当然私が悪いんですけどね・・・。
怒られてからすぐに反省するのですが、どうしても押したいという衝動を抑えきれず。
そして怒られてから焦る自分。
もし誰か降りる人がいなかったら、本当に自分だけ降ろされてしまうのではないか?
そんなことが不安でたまりませんでした。
さすがにそんなことはしないと思いますけどね、今思えば(笑)
次のバス停で・・・
バスはそのまま進んでいき、次のバス亭へとたどり着きました。
ビーっという音とともに開くドア。
運転手さんが「〇〇です~」みたいな感じで、バス停の名前をアナウンスしました。
するとスクっと立つおじさんが。
「た、たすかった・・・」
とりあえず降りる人がいたことで、私が降ろされるということはなくなったと一安心。
恐る恐る母親を見てみましたが、降りろとは言いませんでした。
子供ながらに冷や冷やした展開でありましたね~。
懐かしい。
その後はおとなしく車内で座っており、目的地のバス停が近づくと「押していいよ」といわれてもう一度ボタンを押すのでした。
ボタンがあれば押したくなるのが子供かも
未だに覚えているそんな出来事。
そこにボタンがあれば、子供は押したくなるものなのかもしれませんね。
これを押したら何が起こるんだろう・・・。
そんな好奇心からなのか、どんな感触がするんだろうという好奇心なのか。
理由ははっきりとは覚えていませんが、ボタンを押したいと強烈に思ったことは覚えています。
そして怒られたことも(笑)
大人となった今は、さすがにそんなことはしませんが・・・。
バスの降車ボタンを見ると時折思い出す
大人となり、時折バスに乗ることもあります。
先日もそんなことがあったのですが、バスの降車ボタンを見てそんなことを思い出しました。
子供のころこのボタンを押して怒られたな・・・。
こうした記憶というのは、大人となっても残っているもので。
日々いろんなものに触れる機会がありますが、こうしたちょっとした思い出を思い返すことも年を取ったということなのでしょうかね(笑)
バスの話題色々
・バスに乗る!子供を抱いたお母さんに席を譲ろうとするもめっちゃ断られた話orz
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