メルカリを名乗る「【メルカリ】お客様のアカウント認証に関するお知らせ」にご注意を

メルカリメール 注意喚起

メルカリを名乗る不審なメールが出回っています

今回はメルカリを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【メルカリ】お客様のアカウント認証に関するお知らせ」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

メルカリメール

転記開始

件名:【メルカリ】お客様のアカウント認証に関するお知らせ

メルカリのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。当社のシステムによる監視の結果、お客様のアカウントにセキュリティ上の問題があることが判明しました。アカウントの安全性を確保し、引き続き当社のサービスをスムーズに利用していただくため、お客様にアカウントの再認証をお願いしております。

【注意事項】
このメールを受信してから48時間以内に認証を完了してください。そうしない場合、お客様のアカウントは一時的に凍結される可能性があり、正常な利用ができなくなります。

【認証手順】

当社の公式ウェブサイトにアクセスしてください。

ここをクリックして再認証する(リンク)

画面に表示される指示に従い、必要な手続きを完了してください。

【認証完了後】
認証が完了次第、お客様のアカウントを確認いたします。問題がある場合は、速やかにご連絡させていただきます。

【お問い合わせ】
認証手続き中に問題が発生した場合は、お気軽に以下の方法でお問い合わせください。

電話:050-5865-1110(平日9:00-18:00
メール:メールアドレス
ご協力とご理解をいただき、誠にありがとうございます。今後とも、より質の高いサービスを提供するために努

転記終了



怪しいポイント① メルカリを利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はメルカリのサービスを利用していません。

利用していないサービスからこうしてメールが送られてきているんですよね~。

これはおかしな話。

利用していないのですから、メールが送られてくる理由がありません。

百歩譲って営業メールならまだ分かりますが、内容を見てみるとそうしたメールでもありませんでした。

サービスを利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんな話にもなってきて、これも怪しく感じるとともに気持ち悪いポイントでもあります。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

今時そんな方法でメールアドレスを取得していれば、炎上案件ですけどね。

そんなリスクまで負ってこうした方法をとる企業など皆無でしょう。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しないアカウントが凍結されるという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「このメールを受信してから48時間以内に認証を完了してください。そうしない場合、お客様のアカウントは一時的に凍結される可能性があり、正常な利用ができなくなります。」

アカウントが一時的に凍結される可能性がある。

そんなことが書かれていました。

しかし、これはあり得ない話です。

上でも書いた通り、私はメルカリのサービスを利用していません。

これはアカウントを作ったことがないということであり、物理的にこの世にアカウントが存在していないということです。

そんな存在しないアカウントを凍結するといっているんですよね。

これはあり得ません。

凍結しようとしているアカウントがこの世界に存在していないのですから。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していないサービスからのメールだった

2.存在しないアカウントを凍結するというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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