AEONを名乗る「【イオン銀行】お取引目的等の確認のお願い」にご注意を

AEONメール 注意喚起

AEONを名乗る不審なメールが出回っています

今回はAEONを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【イオン銀行】お取引目的等の確認のお願い」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

AEONメール

転記開始

件名:【イオン銀行】お取引目的等の確認のお願い

イオンダイレクトをご利用いただき、誠にありがとうございます。

当社では、犯罪収益移転防止法に基づき、お取引を行う目的等を確認させていただいております。
また、この度のご案内は、当社ご利用規約第 9 1 7 に基づくご依頼となります。

お客様お客様の直近の取引についていくつかのご質問がございます、下記のリンクをアクセスし、ご回答ください。

 

お取引確認(リンク)

 

一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。
回答が完了しますと、通常どおりログイン後のお手続きが可能になります。

お客様のご返信内容を確認後、利用制限の解除を検討させていただきますので、できる限り詳細にご回答ください。
———————————————————————————-
イオン銀行コールセンター 専用ダイヤル
フリーダイヤル0120-70-12809:0018:00 年中無休)
1231日~53日はご利用いただけません。)

電話番号をよくお確かめのうえ、お掛け間違いのないようご注意ください。

携帯電話等からも、通話料無料でご利用いただけます。

※IP電話等、一部ご利用いただけない場合があります。

転記終了

AEONメール



怪しいポイント① AEONのサービスを利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はAEONのサービスを利用していません。

利用していないサービスから、こうしてメールが送られてきているんですよね。

これは中々に気持ち悪く、怪しく感じるポイントの一つです。

利用していないんですから、メールが送られてくるいわれがありません。

営業メールならまだ分かりますが、内容を見てみると全く違う内容ですからね。

サービスを利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしていません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているんでしょうか?

これもまた怪しいポイント。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

こんな方法でメールアドレスを取得していたら、炎上してしまいそうな案件ですけどね。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 直近の取引について質問があるという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「お客様お客様の直近の取引についていくつかのご質問がございます、下記のリンクをアクセスし、ご回答ください。」

何でお客様を2回書いているんだってところもツッコミたくなりますが(笑)

何やら直近の取引で質問があるとのこと。

がしかし、これはおかしな話。

上でも書きましたが、私はこちらの会社のサービスを利用していません。

故に、取引なんてしたことがありませんし、物理的にそんなことはできないんですよね。

利用していないんですから当然です。

しかもこれに回答しないと口座取引を一部制限するなんてことまで書かれています。

その口座が存在していないのにね・・・。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していないサービスからのメールだった

2.取引がしたことがないのに取引内容について質問があるという内容

3.リンク先URLが公式サイトのURL違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。

 

公式サイトでの注意喚起

イオンの公式サイトでも注意喚起が行われています。

こちらも併せて頂くと良いかもしれませんね。



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