アマゾンを名乗る不審なメールが出回っています
今回はアマゾンを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「[重要]:【お客様のプライム特典が現在利用できません】」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきましょう。
転記開始
件名:[重要]:【お客様のプライム特典が現在利用できません】
お客様のご登録のお支払い方法にエラーが発生しました。
マイストア | タイムセール | ギフト券
プライムへ登録の際に設定いただいたお支払い方法認証の際にエラーが発生しました。そのため、現在、お客様にはプライム会員特典をご利用いただけません。特典をご利用いただくには、 3 日以内にお支払い方法の再登録をお願いいたします。
- お客様のお支払い方法にアクセス
- Amazonプライムに登録したAmazon.co.jpのアカウントを使用してサインイン
- 登録済みのお支払手段の有効期限を更新、または新しく支払い手段を追加し、「続行」ボタンをクリック
エラーの原因は様々ですが、本エラーが発生する例としては、お支払い方法の有効期限が切れている場合が多く見受けられます。詳細の原因につきましてはご登録いただいたお支払手段の提供会社(クレジット会社等)にお問合せ下さい。
3 日以内にお支払い方法が再登録されない場合、ご登録のAmazon プライム会員資格は自動的にキャンセルあるいは一時停止されます。
今後ともAmazon.co.jpをよろしくお願いいたします。お支払い方法を再登録 (リンク)
Amazon.co.jpはアマゾンが運営しています。Amazonプライム会員規約はこちらをご覧下さい。
注意:本通知メールは送信専用アドレスで送信しております。返信いただいても受信できませんのでご了承下さい。
このメッセージは メールアドレス に送信されました。
転記終了
怪しいポイント① アマゾンに登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスは、アマゾンに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてきているのはおかしいですよね。
登録していないのですから、送られてくるいわれがありません。
しかもこの間、本物のアマゾンからは登録しているメールアドレス宛にメールが送られてきているというね。
どちらが本物かは、説明不要でしょう。
登録しているメールアドレス宛にメールを送ってきている方こそ本物。
そもそも登録していないメールアドレスをどうして知っているのか?という話で。
登録していないので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになってしまいます。
アマゾンがこんなことをするとは思えませんね。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② プライム会員特典を利用できないという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「プライムへ登録の際に設定いただいたお支払い方法認証の際にエラーが発生しました。そのため、現在、お客様にはプライム会員特典をご利用いただけません。」
どうやら何かしらのエラーでプライム会員特典を受けられない。
そんなことが書かれていますね。
では実際こんなことが起きているのか?
そんなことを確認していきたいと思います。
実際にアマゾン公式サイトにログイン。
リンクをたどらず、公式サイトです。
そこで実際にアマゾンプライム特典が利用できるかどうかをチェック。
すると普通に使える・・・。
これおかしくない?
メールに書かれていることが実際には起きていない。
これが怪しいポイントの2点目となりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信
2.プライム会員特典が利用できないというが実際は利用できる
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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