ノアの悲劇(別冊宝島)

ノアの悲劇 雑誌

昔、プロレスが好きだった

私はその昔、プロレスが好きでした。

当時は今ほど団体も多くなく、世間は「全日本プロレス派」と「新日本プロレス派」に大別されていましてね。

私はそのうち全日本プロレスの方が好きでした。

御大ジャイアント馬場率いる全日本プロレス。

会場に見に行った事もありますし、ゲームなんかでもよくやりました。

それくらい好きだったんですよね。

好きな選手は小橋健太選手。

後に剛腕と呼ばれる選手となりましたが、当時はまだそんなでもなかったです。

 

全日本プロレス崩壊

全日本プロレスは現在も存続している団体ですが、一時期崩壊しかけた事がありました。

それが御大ジャイアント馬場氏が急逝した後。

全日本プロレスを旗揚げしたカリスマの崩御は、団体に深刻なダメージを与えました。

ジャイアント馬場氏の方針を守ろうとする保守派の馬場夫人。

改革を訴えた新社長三沢光晴氏。

主導権争いが行われ、結局その主導権争いは、新社長の三沢光晴氏の団体離脱と言う最悪の方向へ。

袂を分かった三沢光晴氏に、当時の全日本プロレスの主要選手とスタッフが離脱し、みんなで団体を旗揚げ。

それが「ノア(NOAH)」と言う団体でした。



実質的な全日本後継団体

ノアは全日本プロレスの主力選手たちが離脱して立ち上げた団体と言う経緯があり、言ってみれば全日本プロレスの後継団体と言っても過言ではありませんでした。

そのノアの盛衰を描いた本。

ノアの悲劇!(別冊宝島)

この本には、ノアの設立~社長であった三沢光晴氏がリング禍でなくなり落日を迎えるまで書かれています。

その裏で何があったのか?

巨額詐欺事件の真相。

タニマチの存在。

ノアの闇に迫った本ともいえます。

旗揚げからしばらくは飛ぶ鳥を落とす勢いだったノア。

それがいかに転落していったのかがわかる1冊になっています。

本当に好きだった、全日本プロレスとノアが。

ファンとしてはショッキングな内容も盛り込まれていますが、それも含めての団体です。

 

それでもプロレスは嫌いじゃない

それでもプロレスは嫌いじゃないんです。

今は見る機会も激減しましたが、どちらかと言えば好き。

最近の選手はちょっとわからなくなってきているんですけどね(-_-;)

最近のプロレスは当時のプロレスに比べてスピーディーで勝負も早く決まる。

死闘という試合は少なくなりました。

しかし、その死闘がファンを熱狂させ、心を掴んでいたことも事実。

最近のプロレスに物足りなさを感じるのは、そのあたりなんじゃないかと思う自分がいます。

 

他にもあるノアの話題

他にもプロレスリングノアの話題を書いています。

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