MyJCBを名乗る不審なメールが出回っています
今回はMyJCBを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「【重要】JCBカード からの緊急の連絡[メールコード MJ75400266]」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:【重要】JCBカード からの緊急の連絡[メールコード MJ75400266]
【JCBカード(リンク)】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。■ご利用確認はこちら(リンク)
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。──────────────────────────────────
■発行者■株式会社ジェーシービー
東京都港区南青山5-1-22
メールコード MJ20396672
──────────────────────────────────
©JCB Co., Ltd. 2000
転記終了
怪しいポイント① 利用していないサービスからのメール
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はMyJCBのサービスを利用していません。
利用していないサービスについてこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
サービスを利用していないということは、利用登録をしていないということ。
利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録をしていないということです。
ではなぜ、今回受信したメールアドレスを送り主はしっているんでしょうかね?
そんなことも気持ち悪く感じると共に、怪しく感じるポイントになりました。
怪しいポイント② 存在しないカードに制限を設けるという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文に注目してみたいと思います。
メール本文では「カードのご利用を一部制限させていただき」という一文があります。
どうやらカードの利用を一部制限するというのが今回のメールとなっていたようです。
しかし、私はサービスそのものを利用していません。
なので、カードも存在していないんですよね。
その存在しないカードに対して、利用制限を設けるという。
そんなことできるんでしょうか?
できたとして誰が困り、何のためにするのか?
なんだかあり得ないような空想上の話になってきたような気がします・・・(笑)
怪しいポイント③ リンク先URLと公式サイトのURLが違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
そこで、メールに貼付されていたリンク先URLと公式サイトのURLを比較してみることにしました。
すると、これが見事に違っていることがわかりました。
これはもう決定的ともいえる内容となりましたね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3点ありました。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.存在しないカードに制限を掛けるというあり得ない内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいなと言えるポイントになっていますね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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