三菱HCキャピタルを名乗る不審なメールが出回っています
今回は三菱HCキャピタルを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「「三菱HCキャピタル」ご利用環境確認用ワンタイムURLのお知らせ」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:「三菱HCキャピタル」ご利用環境確認用ワンタイムURLのお知らせ
この度は、「三菱HCキャピタル」をご利用いただきありがとうございます。
ご利用環境の確認のため、24時間のみ有効URLをお送りいたします。
次のURLをクリックいただくことでお客さまのご利用環境を確認いたします。
リンク
なお、このURLの有効期限は2022年01月09日 23時までとなっています。
有効期限を過ぎた場合は、もう一度ログインしていただきますと、再度24時間のみ有効なURLをお送りいたします。
なお、お客さまへ最後に通知されたもののみ有効です。
また、三菱HCキャピタルのご利用には、ご利用端末変更の際、もしくは最終ログインから一定期間経過すると、ご利用環境の再確認が必要となります。
お客さまのご利用環境の確認は、不正アクセス対策の一環として行っております。
不正アクセス対策について、くわしくはこちらをご覧ください。
リンク
このメールは送信専用メールアドレスから配信されております。
このままご返信いただいてもお答えできませんので、「アットユーネット」からのお問い合わせは、以下の「お問い合わせフォーム」よりお願いいたします。
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転記終了
怪しいポイント① 三菱HCキャピタルのサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私は三菱HCキャピタルのサービスを利用していません。
利用していないサービスについて、こうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
サービスを利用していないということは、利用登録をしたことがないということです。
利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがないということ。
ではなぜ登録もしていないメールアドレスを知っているんでしょうね?
三菱ともあろう超有名企業がこんなことするわけがないと思うのですがね・・・。
怪しいポイント② 利用していないシステムの案内
怪しいポイントの2点目として、メール本文に目を向けてみたいと思います。
メール本文を見てみると、どうやらこのメールは何かのワンタイムパスワードに関するメールのようです。
ただ私はシステム自体を利用していないので、メール本文を読んでもちんぷんかんぷん。
おそらくは他の銀行でよくみられる「インターネットバンキング」の事かと思われますが、そうした案内は一切行われていません。
口座も、システムもないのに、意味わかりませんね・・・。
これが怪しいポイントの2点目となりました。
怪しいポイント③ リンク先URLと公式サイトのURLが違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
そこで、メールに貼付されていたリンク先URLと公式サイトのURLを比較してみることにしました。
すると、これが見事に違っていることが判明!
これはもう決定的と言ってもいいポイントになりましたね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスのメールだった
2.身に覚えのないメール内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しい内容となっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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