映画「ゼブラーマン」
映画なんてのも好きなものの一つで。
趣味として映画鑑賞をするのも楽しみの一つとなっています。
映画で非現実的な世界に没頭したり、ノンフィクション作品に思いをはせたり。
楽しみ方も映画によって様々です。
今回はそんな映画の中から、日本のSF作品の一つ「ゼブラーマン」のお話!
ヒーローに憧れる一人の中年オヤジが、本物のヒーローになるお話でありますね。
主演はVシネの帝王と呼ばれる「哀川翔」さん。
こうしてヒーローもので主演されるのもちょっと珍しいかもしれません。
そしてこれが記念すべき100本目の映画主演作品ともなりました。
映画概要
タイトル:ゼブラーマン
ジャンル:SF
制 作:日本
監 督:三池崇史
脚 本:宮藤官九郎
主 演:哀川翔
出 演:鈴木京香、安河内ナオキ、市川由衣、三島圭将、近藤公園、柄本明、岩松了、大杉漣、渡部篤郎
音 楽:遠藤浩二
公 開:2004年2月14日
記念すべき100本目の主演映画となった哀川翔さん、それを鈴木京香さん、柄本明さん、大杉漣さんなど盟友さんたちがわきを固めているのも印象的。
監督は着信アリなどでも知られている三池崇史監督!
キャスト・スタッフ共に中々豪華なラインナップとなっていますね。
あらすじ
信じれば夢は叶う
ダメ教師が自作コスチュームで地球の危機に立ち上がる!
あなたは真の奇跡(ヒーロー)を見る!
日本一忙しい3人の男たちが奇跡の超強力合体!
さらに鈴木京香、渡部篤郎をはじめとする超豪華共演人が集い、痛快・爽快・感動のオリジナルヒーローアクションが誕生した!
2010年、横浜市八千代区。
小学校教師・市川新市は生徒たちからいつもバカにされるダメ教師。
しかも妻は不倫、娘は援助交際、息子はイジメられていた。
そんな新市にとって、34年前に7話で打ち切られたヒーロー番組「ゼブラーマン」のコスプレに励むことが唯一の救いだった・・・。
一方、八千代区では奇妙な変異や事件が起こりはじめ、その原因が宇宙人であるとの情報を得た防衛庁が極秘に動き出す。
〝ゼブラーマン〟に扮した新市の活躍もはじまっていた。
ある日、ついに宇宙人が一斉に八千代区を侵略し始めた!
学級崩壊・家庭崩壊・地球崩壊を止めるため〝ゼブラーマン〟が、いま、立ち上がる!
ヒーローコスプレおじさんが笑いを誘う
冴えない小学校教師が今回の主人公。
小さいころに見たヒーロー番組に思いをはせ、私生活ではそのコスプレ衣装を着て一人でヒーローごっこに興じる。
最初は自宅の中だけで楽しんでいたこのコスプレ。
しかし、彼の中でそれだけでは満足ができない・・・という思いが募っていくのです。
そして、とうとう自宅を飛び出し、ヒーローコスプレをしたまま夜の街を徘徊するという暴挙に・・・(笑)
ドキドキしながら外へと飛び出した小学校教師が実に滑稽で面白く描かれています。
そして、主人公の心の葛藤も書かれており、なんだかわかるようなわからないような。
とても面白い描写となっています。
そして本物のヒーローへ!
一人のさえない中年おじさんのコスプレから始まるストーリー。
そのコスプレおじさんが、次第に本物のヒーローになっていく道程を描いていくのが本作の醍醐味です。
気持ちがバラバラになってしまった家族、まとめきれず崩壊した学級、様々なものを立て直すため立ち上がる!
笑いあり、涙ありの人間味あふれるストーリーはとても引き込まれる内容となっていますね。
敵は宇宙人ということで、SFらしい設定となっています。
宇宙人を倒し、平和を取り戻すことができるのであろうか!?(笑)
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