JALを名乗る不審なメールが出回っています
今回はJALを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【重要】JAL会員情報の更新に関するお知らせ」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名：【重要】JAL会員情報の更新に関するお知らせ
この度、お客様の会員情報に不備があるため、正確な情報の更新をお願い申し上げます。
お手数をおかけいたしますが、以下のリンクよりお客様情報の確認と更新をお願いいたします。【更新用リンク】（リンク）
お客様の大切な情報の保護のため、リンクは有効期限がございますので、お早めに手続きをお願いいたします。
今後ともJAL航空をご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。JAL航空 カスタマーサービスセンター
転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスはJALに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてきているんですよね～。
用件があるのであれば、登録しているメールアドレス宛に送ってくるのが本来。
そのためのメールアドレス登録ですからね。
しかし現実にこうしてメールが送られてきている。
怪しさ満点です。
現に登録しているメールアドレスには本物のJALからメールが送られてきていますからね。
そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
JALほどの大企業がこうした方法でメールアドレスを取得しているとは思えません。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 企業署名がない
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
こうしたビジネス文書の場合、通常自分の会社や所属部署、それらのメールアドレスや住所などを明記するのが普通です。
これらは企業署名とも呼ばれており、自分は怪しい人間ではありませんよ、本物ですよというものを証明するような一つの方法となっておりまして。
しかし今回のメールを見てみると、こうした企業署名らしいものがありません。
ただ一言「JAL航空 カスタマーサービスセンター」との記載があるのみです。
問い合わせも何もさせる気がない。
そんな印象も受けますよね。
メールの内容について問い合わせもできないようなメール、JALが送るとは思えませんけどね。
こうしたところも怪しさを感じるポイントになります。
怪しいポイントの2点目は、企業署名がないメールということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明！
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
１．登録していないメールアドレスで受信した
２．企業署名がない
３．リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック（タップ）しない！！
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック（タップ）しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック（タップ）しない！！
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
今回のようなフィッシングメールは、JAL公式サイトでも注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんねm(_ _)m
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